ウクレレで弾くスピッツ「チェリー」（無料PDFコード譜＋動画）

この記事では、ウクレレ弾き語りの人気曲「チェリー」のコード譜を掲載し、ワンコーラス弾いてみる練習をします。

その後、フルコーラス演奏するためのコード譜の入手方法を解説しています。

ウクレレをはじめて１～２か月くらいで、この記事のコード譜を演奏することができます。ウクレレ習得の進み具合は、おすすめの教材「古川先生のウクレレ講座」を基準にしています。

少し短め！動画で「チェリー」を練習

この動画では、イントロからはじまって「チェリー」をワンコーラスだけ弾いています。この動画のコード進行は以下のボタンからダウンロードできます。

著作権の都合上歌詞は掲載できませんが、印刷したコード譜に手書きで記入して個人として利用する分には問題ありません。弾き語りする場合は、コード譜に歌詞を書き込んでしまうことをおすすめします。

この動画の「チェリー」に出てくるコードは上の７つ。FM7はあまりなじみがないかもしれませんが、特に押さえるのが難しいコードではありません。

ただ、全体的に簡単なコードが多い割に、演奏自体はちょっと難しいと感じます。コードチェンジが多いことと、ストロークが難しいのがその理由だと思います。

スピッツの「チェリー」のビートは、ドラムは８ビートのようにも聞こえますが、ベースとギターは16ビートで刻んでいます。

ウクレレも上の図のようなストロークパターンで演奏することが多く、ちょっとだけ難易度が高めです。そこで、リズムをうまく刻むために「空ピック」を意識してみてください。

右手は常に16分音符で刻みますが、音を鳴らしたいところでは弦をちゃんとストロークし、音を鳴らさないところでは「空ピック」といって「右手は動かしているけど弦に触らない」というふうに演奏します。

また、イントロの最後の小節だけは以下のように弾いています。

原曲より少し簡略化していますが、それでもタイミングは難しいですね。

この動画はスピッツの公式チャンネルに掲載されているものです。この原曲と同じ長さで、同じコード進行で弾き語りしたい場合は、ChordPadというソフト（Windows専用）を利用するか、iPadやAndroidタブレットなどでU-FRETアプリを利用するのがおすすめです。

ChordPadというソフトを使うと、J-Total Musicなどのデータを利用して写真のようなコード譜を作ることができます。著作権の関係で他人に配布したりはできませんが、個人として楽しむなら、たいへん便利です。

ChordPadを起動したら「リンク」をクリック

起動直後に「リンク」メニューからJ-Total Musicを選択し、トップページから「チェリー」と入力して検索します。

Windwosパソコンがない場合は、iPadやAndroidタブレットでU-FRETアプリを利用するのがおすすめです。スマホでも利用できます。

ダウンロードはスマホやタブレットのアプリストアで「U-FRET」と検索し、インストールするだけでＯＫです。

使い方も直感的にわかると思います。

ただ、さりげなく有料会員に誘導する傾向があるので、その点は注意しながら利用してください。

ちゃんとした楽譜を買って、しっかり練習したい！　という場合は、ヤマハのぷりんと楽譜でＣメロ譜を購入するのがおすすめです。Ｃメロ譜はちゃんとメロディーが入った楽譜にコードが書かれたもので、これを見ながら演奏することができます。

Ｃメロ譜は少し簡素な感じもしますが、他の楽譜よりも格安です。「チェリー」の場合は165〜180円 (税込)で購入できます。

スピッツの「チェリー」はしっかりしたウクレレ教材で１～２か月練習した人にぴったりのレベル。ほどよい難易度の曲です。もし「もっと長くウクレレを弾いているけど難しいなぁ」という場合は、古川先生のＤＶＤ講座を試してみてください。

わかりやすさに定評がありますし、何より不明点をメールやLINEでいくらでも質問できるので「弾き方がわからない」という悩みから解放されます。

また、「チェリー」が楽しく弾けた！　という人は、この記事で紹介したChordPadなどを使って、以下の曲を弾いてみてはどうでしょう？

どれもコードはそんなに難しくないのですが、リズムはやや手ごわく、楽しく弾き語りの練習ができます。