あいみょんの「マリーゴールド」に出てくるコードは5つ。16ビートですがハードルは高くなく、練習にもお手頃です。
この記事のポイント
- 無料のPDFコード譜で1コーラス練習
- マイナスワン動画で繰り返し練習OK
- あいみょんの武道館ライブを完コピ!
しっかりした教材で独学した方なら、ウクレレ歴1~3か月で演奏できるくらいの難易度です。
まず動画を見ながらワンコーラス弾いてみます
この動画では「マリーゴールド」をワンコーラスだけ弾いていますが、手始めの練習にちょうどいい長さ。記事のすぐ下でPDFのコード譜をダウンロードできるので、それを見ながら弾いてみてください。
記事後半ではフルコーラス弾き語りに挑戦します。
「マリーゴールド」に出てくるコード
D、Bmという2つのセーハコードが出てくる以外、押さえにくいコードはありません。全体に同じようなポジションで弾けるので、コードチェンジもラクです。
Dはセーハしない弾き方もありますが、むしろセーハした方がラクだと思います。
ということで、セーハのコツをおさらいしておきましょう。
セーハがうまくなるたった1つのコツ
セーハがうまくできない場合、人差し指のせいだと思ってしまいがち。でも、実は親指がちゃんと支えていないことが原因というケースもあります。
上の写真のように左のヒジをしっかりと締めて、親指をネックのウラに確実に当ててください。人差し指の力をムダなく受け止めることができるので、すごく弾きやすくなります。
これでセーハの悩みがけっこう解決しますが「まだうまく鳴らない!」という場合は、以下の記事がおすすめです。
「マリーゴールド」のコード譜をダウンロード
それでは下のボタンから「マリーゴールド」のコード譜をダウンロードして練習しましょう。PDFなので、パソコンの方は印刷できます。タブレットやスマホの画面に表示することもできます。
「マリーゴールド」コード譜※コードは掲載して配布できますが、著作権の都合で歌詞を掲載することができません。お手数ですが、歌ネットなどで参照し、コード譜に記入してください。
歌ネット|マリーゴールド
「マリーゴールド」で練習する16ビートのストローク
あいみょんのライブ動画を見つつ「たぶんこんな感じで弾いている」というストークパターンを図にすると、上のようになります。
1小節にアップとダウンストロークをあわせて16回弾くのですが、そのうちグレーの矢印を空ぶりすると、いい感じになります。空ぶりすることを「空ピック」と呼びます。
ひとまずコードを押さえずに、右手のストロークだけ練習してみるのがおすすめです。
マイナスワン動画で練習
だいたい弾けるようになったら、上のマイナスワン動画に合わせて演奏してみてください。
マイナスワンで1コーラス演奏できたら、あいみょんの武道館ライブをコピーするのも目前! 練習してみると意外と簡単なのに、弾けるとかっこいいので、ぜひマスターしてください。
うまく弾けない場合のヒントとおすすめ教材
この記事で配布しているコード譜がうまく弾けない場合は、ウクレレの通信講座がおすすめです。独学で身についたクセを直し、正しい弾き方が身につきます。
とくに古川先生のウクレレ講座なら超わかりやすい指導に加えて、「弾き方がわからない」という時に何度でも質問できるフォロー態勢が特長です。
楽器の練習で挫折する原因は「ちょっとしたことが分からない」だけ。その点、古川先生のウクレレ講座は、LINEでもメールでも、なんなら電話でも質問できてしまいます。しかも回数無制限です。
筆者も中学時代ウクレレに挫折し、高校の部活で先輩たちに不明点を解決してもらい、ギターやウクレレが弾けるようになりました。
そんな「先輩がいる」かのようなウクレレ講座。伸び悩んでいる初心者の方におすすめです。
ウクレレを持っていない人には楽器セットもあります。
実際に受講しましたが「この教材で3か月みっちり練習したら、かなりうまくなる」と感じました。
あいみょんの武道館ライブをコピー!
ここまでできたら、あいみょんオフィシャルチャンネルに残る、2019年の武道館ライブをコピーしてみましょう。あいみょんがギター1本で弾き語りしているので、それをウクレレで再現してみるとかっこよく弾けます。
イントロ部分(歌あり)は、テンポBPM90前後(ルバート)で弾いています。途中からは、記事の上の方で練習したストロークで弾き語りできます。
フルコーラス演奏するためのコード譜は、U-FRETとChordWikiが原曲キーで掲載しているので、そのどちらかがおすすめです。まずは広告が少なく使いやすいChordWikiから試してみてください。
マリーゴールド|ChordWiki
マリーゴールド|U-FRET
A/C#などのオンコードはウクレレで弾けないので、「A」で弾いてしまってください。
ウクレレ弾き語りをより楽しくしてくれる無料アイテム
Windowsなら、ほとんどのJ-POPのコード譜を自動作成できる無料ソフトがおすすめです。上の写真のようなコード譜があっという間に作成できます。
ChordPadは本来ピアノ向けのようですが、ウクレレでもまったく問題なく使えるおすすめソフトなので、ぜひ一度試してみてください。
ChordPad|Vectorダウンロードページ
ChordPadについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
Windowsパソコンがない場合は、スマホかタブレット(できればタブレットがおすすめ)にU-FRETアプリをインストールと便利です。
U-FRETはブラウザで見ると広告がかなりうっとうしいですが、アプリだと控えめになり使いやすいですよ。
U-FRETアプリ|iOS
U-FRETアプリ|Android
また、「大人のウクレレ入門」でも、弾き語りに役立つ無料ツールを配布しています。特におすすめはコード譜のキーを変える時に便利な移調シート(移調円盤)。
「もうちょっとキーを下げたい」「逆に上げたい」という時役に立ちます。
コードを簡単に移調する無料ツール|関連記事
また、無料のコード一覧表も配布しています。厚手の紙に印刷してホチキスどめすると、A6のポケットブックになる「コードブック」がおすすめです。
ウクレレのコードブック(A6ポケット版)|関連記事
「マリーゴールド」ってどんな曲?
「マリーゴールド」公式ミュージックビデオの舞台となっている、どこかノスタルジックな街はどこ? とずっと思っていたのですが、調べてみると上海でロケを行ったそうです。
ただしあいみょんが屋外でスケボーをするシーンは、昔の上海を再現した上海影視楽園で撮られたようです。
ちなみに、この公式MVは、楽曲の発表から約1年後の2017年7月に1億再生を突破。2023年3月現在では3億回も再生されています。
「マリーゴールド」は、あいみょんにとっては5枚目のシングルですが、今のところ代表曲といってもいいくらいのヒットチューン。誰もが知っている人気曲だけに、演奏すると盛り上がるはず。この機会に、ぜひマスタ