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コンサートウクレレのおすすめ人気モデル68選と選び方【2024年版】

2024年9月17日

コンサートウクレレは、ソプラノに比べて表現できる音域が広く、難しいソロやアルペジオが弾きやすいという特徴があります。

音域が広くなることで、演奏できる楽曲数も大幅に増えます。

そこで、ウクレレの基礎をマスターして「高度な演奏ができるウクレレがほしい!」と考えている人にとって、コンサートウクレレはおすすめのチョイスといえます。

ゆるレレ
ゆるレレ
この記事では自分にぴったりのコンサートウクレレを選ぶ方法と、おすすめモデル68選を紹介します!

68選は多い! という人のために、筆者が注目しているブランドを1つだけあげるとしたらコルドバです。2023年にコルドバはヤマハの子会社となり、今後もクオリティーやサービスがよくなると期待されるからです。

今年注目のコルドバ

Cordoba
¥22,000 (2025/08/14 00:06時点 | 楽天市場調べ)

ヒューマンアカデミーのウクレレ講座で教鞭を執る今井愛彦先生もおすすめのコルドバは、かなり注目のブランドです。

でも、できれば記事を最後まで読んで、ご自分にぴったりの1本を探してみてください。

2本目におすすめ!コンサートウクレレの特徴と選び方

ウクレレが作られるようになった19世紀末頃には、ソプラノサイズしかありませんでした。しかし1920年代に「コンサートでより使いやすいウクレレを」という要望に応えるため、少し大きめのウクレレが作られました。

それがコンサートサイズのウクレレです。

ソプラノサイズとの違い「コンサートサイズを選ぶ理由」

コンサートサイズのウクレレはソプラノより少し大きいため、次のようなメリットがあります。

コンサートウクレレのメリット

  • フレット間が広いため、難しい曲が弾きやすい
  • フレットの数が多くなり、音域が広がる

「これからソロに挑戦しよう」という人や「もっと難しいコードで弾き語りしたい」という人なら、ソプラノサイズからステップアップする価値は十分! 2本目のウクレレにコンサートサイズを選ぶ人が多いのも納得できます。

何でもできるのがコンサートの魅力!

テナーサイズだと、ストロークしたときのウクレレらしさが出ない……。しかしソプラノだとハイポジションまで使うソロが弾けない。

その両方を解決する、オールマイティーさがコンサートサイズの魅力です。

コンサートサイズならではの「木材の選び方」

ソプラノウクレレからコンサートウクレレに持ち替える理由は、ソロを弾いたり、少し難しい伴奏をすること……というケースが多いと思います。

そこで、初心者モデルではベストチョイスだったマホガニーの甘いサウンドが、必ずしもベストとはいえなくなります。

ソロやアルペジオを弾くとき、スプルースやコア(アカシア)といった木材のシャープなサウンドが魅力的に響くからです。

ゆるレレ
ゆるレレ
ただし、マホガニーがだめというわけではありません。

癒やし系のソロならむしろマホガニーが向いているケースもあり、どんな曲を弾きたいかイメージしながらウクレレ選びをするのがおすすめです。

ギターにも使われる「スプルース」

スプルースは古くからギターやバイオリンなどの弦楽器に使われてきた木材です。それだけに、楽器製作に最適な木材のひとつといえます。

音の立ち上がりが速く、はっきりしたサウンドが特徴で、ソロを弾いたときにメロディーが美しくきわだちます。

スプルースのおすすめモデルは?

Baton Rouge
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Baton Rougeのオールソリッドスプルース製ウクレレ。トップだけでなくバックもスプルースというのは珍しいパターンです。古川先生のウクレレ講座で、先生がソロを弾くときに使っているモデルです。

ウクレレの定番「ハワイアンコア」と「アカシア」

ハワイ産のウクレレといえばコアですが、非常に高価な木材となってしまい、最近では代替として近縁種のアカシアがよく使われます。

コア材はスプルースのレスポンスのよさと、明るく豊かなサウンドをあわせ持っています。そのため、伴奏にもソロにも向いている木材です。

コアのおすすめモデルは?

サウンドメッセで試奏してみて驚いたのがCME。扱っているお店は少なく、あまり知られていませんが、非常によくできたウクレレでした。

ハワイアンコアではなくアカシアコアですが、この値段でありながらサウンドは素晴らしいのひと言。高級ブランドに決して引けを取らない、おすすめの一本です。

でもやっぱり「マホガニー」も捨てがたい

「マホガニーは甘いサウンド」といいました。しかし、少し弦のハリが強くなるコンサートサイズでは、ソプラノよりちょっとだけシャープなサウンドになります。

比較的低価格でウクレレの定番木材となっているマホガニー製のウクレレも、決して悪い選択ではありません。

マホガニーのおすすめモデルは?

マホガニー単板ボディのコンサートウクレレ
¥50,259 (2025/04/20 12:51時点 | 楽天市場調べ)

ウクレレに使われる木材について、もっと知りたくなったら、ぜひ下の記事を参照してみてください。

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フレット数などスペックのチェックポイント

上の図は、12フレットしかないウクレレと、19フレットまであるウクレレで出せる一番高い音を比較したものです。

ゆるレレ
ゆるレレ
コーンサートサイズは音域が広がりますね。

もし「どのコンサートウクレレを買おうか」と迷ったら、フレット数をチェックしてみるのもひとつの方法です。少しでもフレット数が多い方が、演奏できる曲が多くなります。

ライブ演奏に向けたピックアップ付きモデルの選び方

ホロウボディは中が空洞

ピックアップ付きの、いわゆるエレキウクレレには、中まで木が詰まっているソリッドボディのものと、中が空洞のホロウボディのものがあります。

ホロウボディのウクレレは、エレアコ(エレクトリック・アコースティック)タイプとも呼ばれます。

エレアコの場合、ピックアップにはプリアンプ付きと、プリアンプがないパッシブタイプの2種類がある点に注意が必要です。

プリアップ付きそのままアンプにつなげられる
パッシブ別途プリアンプを用意する必要がある

ほとんどのエレアコ・ウクレレはプリアンプ付きですが、パッシブタイプのものもあります。

ピックアップ付きのウクレレを検討する場合は、プリアンプの有無にちょっとだけ注意してください。

プリアンプがなくても、なんとかなります。

格安でコンサートウクレレを買う(~1万円台)おすすめ9選

激安価格のウクレレを弾き比べると「1万円以下になると違いがわかりにくい」と感じます。AriaやS.Yairi、ELVISあたりは「悪いウクレレではないけど、あまり個性がないかな?」という残念感が……。

そこで、できれば1万円をちょっと超えるHanalei HUK-80CやKALA KA-15Cなどを狙ってみてください。それぞれのモデルにちゃんと個性があり「このウクレレを弾きたい」といえる理由もあるからです。

Kai Ukulele KCI-90

合板なのに、ちゃんとメイプルっぽいキラッとしたサウンドが感じられるモデルです。値段も値段なので突き抜けた個性はないですが、しかし1万円台で買えるウクレレとしては非常によくできています。「迷ったらこれで」と、自信を持って推せる完成度の高さを感じます。

Kai
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ORTEGA RUSILVER EARTH SERIES

ドイツに拠点を置くオルテガの、シンプルかつ存在感のあるデザインのコンサートウクレレ。トップ、バック、サイドすべてオクメ材を使っています。サウンドはウクレレらしいコロコロした響きの中にも芯があり、よく伸びる点が好印象でした。

Ortega
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Hanalei HUK-80C 

島村楽器のオリジナルブランドHanaleiのコンサートサイズ。この値段でトップにマホガニー単板を使用しており、全体のつくりもていねいで、しっかりしています。音的にもこの価格ならがんばっている印象で、コスパのよさを感じます。

Hanalei
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KALA KA-15 Series( KA15C-WBAG20_06)

KALAなのでつくりがしっかりしています。持ったときの安心感があり「予算内でちゃんとつくっている」という印象です。サウンド的にも優等生で、鳴りがよく、安心して演奏できます。低価格帯モデルとしては失敗のない1本といえるでしょう。ただし、このところ値上がり幅が大きく、コスパは悪くなっています。

Kala
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Enya nova U

樹脂製のウクレレですが違和感なく演奏できます。確かに木の音ではないのですが、決して悪い音ではありません。しかも「ザ工業製品」なので、音程が正確で、細部もよくできていて弾きやすいというメリットもあります。1本目にはおすすめしませんが、2本目か3本目のウクレレに推します。

非常に弾きやすく、気軽に外で弾けるタフさも魅力です。

メインのウクレレというよりも、サブ的な位置づけが似合う楽器です。

enya
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Enya EUC-25D

この値段でトップがマホガニー単板! という点に驚かされます。同じERbyaの樹脂ウクレレのNova Uとは甲乙つけがたいできばえ。外に持ち出して弾く機会が多い人はNova Uにしておき、「どうしても木の音がいい」「家でじっくり練習する」という人は、このEUC-25Dを選ぶのがいいかなと思います。Enyaのコンサートウクレレは、いずれもお値段以上です。

enya
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Lanikai MA-C

モーリスギターで有名なモリダイラ楽器が扱うLanikaiは、もともとKALAと兄弟ブランドで「ロゴだけが違う」といわれていました。最近そういう話を聞かなくなりましたが、でもこのMA-Cは持った感じも音の感じも「KALAっぽい」という印象です。KALAより人とかぶりにくいという点で、Lanikaiを選んでみてもいいと思います。

Lanikai
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ARIA ACU-1K

1万円台後半のウクレレはそれぞれ特徴があるのですが、1万円前後の価格帯になると、だんだん個性がなくなってきます。AriaのACU-1Kもコア合板ですが、そこまでコアっぽいサウンドではありません。しかし楽器として一定の精度は出ているので、見た目と価格で選ぶという手はありですが、強いていえば7000円で買えるAU-1Cのほうが納得感をもって買えるかもしれません。

Aria
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S.Yairi YU-C-03MTS

AriaのAU-1Cよりちょっと高いくらいの値段で、見た目のクオリティーもいい勝負。しかし、トップの材はマホガニー単板とがんばっており、歯切れのいいサウンドも魅力です。値段は少ししか違わないので、迷った場合はAriaよりもS.Yairi YU-C-03MTSがいいでしょう。

ただ、S.Yairiは「ヤイリギター」ではありません。ヤイリギターとはK.Yairiのことで、かつてはK.Yairiと並ぶS.Yairiという国産ブランドがありましたが、1980年代に倒産し、いまのS.Yairiとは別物です。

S.Yairi
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ヤイリギターについては、以下の記事がおすすめです。

関連記事

ここが狙い目!3万円以下のコンサートウクレレ13選

いろんなウクレレを触ってみて「一番コスパが高いのは3万円前後では?」と感じています。とくに2万円台後半は、お値段以上のウクレレが揃っている「狙い目」の価格帯! 最初の一本にも、ソプラノからステップアップする「2本目」にもおすすめできます。

Cordoba 28C

合板ながらハワイアンコアをトップ&バックに使用したモデル。そこまで「コアっぽい!」というサウンドではないのですが、歯切れがよく明るいサウンドは、ハワイアンにもぴったりです。シンプルかつ端正なルックスを、コアの木目が引き締めている外観も、かなりいい雰囲気です。

Cordoba
¥23,800 (2025/08/14 19:21時点 | 楽天市場調べ)

ヤマハは2023年2月にCordoba Music Group(コルドバ社、米カリフォルニア州)を買収し、2024年3月に日本国内での販売も開始します。出典:日本経済新聞「ヤマハ子会社、コルドバ製ギターを国内販売」

aNueNue NN-C30 Hawaiian Dream series

aNueNueのマホガニー単板モデル。このウクレレは、かなりいいです。ボディトップとサイド&バックすべてマホガニーの単板。しっかりとパッドが入った重厚感のあるケースがついてきます。音はマホガニーらしい甘さを残しつつ、芯がある豊かな響きが特徴です。

他店では4~5万円くらいで販売されていることもあるのですが、楽天のChuya onlineとAmazonでは、ぎりぎり2万円台で購入できます。

aNueNUe
¥29,700 (2025/08/17 08:41時点 | 楽天市場調べ)

DCT DUC-200MG-2

DCTは、15年くらい前に日本でスタートした小さなメーカーで、少し変わり種のウクレレもラインナップしています。このDUC-200MGは、オールマンゴー材を使った独特のサウンドが魅力。マンゴーらしい、甘く深みのあるサウンドは引き込まれそうな魅力をもっています。この値段なので合板ですが、マンゴーは合板のほうが安心な面もあるので、なかなか合理的な素材選びかなと思います。ナット&サドルは牛骨です。

DCT
¥29,040 (2025/08/14 19:21時点 | 楽天市場調べ)

Fender Zuma Classic Concert

超有名ギターメーカーのFender(フェンダー)社が制作するウクレレは、全体にお値段なりかな……という印象。めちゃくちゃよくもなく、悪くもなく……という感じですが、ルックスがフェンダーのギターとそっくりな点は、ギタリストが盛り上がるポイント。このウクレレもテレキャスターと同じ形状のヘッド(テレキャスヘッド)を採用したルックスのよさが魅力。音は普通です。

Fender
¥28,672 (2025/08/14 19:21時点 | 楽天市場調べ)

Ibanez UEW12E

Ibanez(アイバニーズ)はギターもウクレレも「見た目がかっこいい」のが特徴。15年くらい前からウクレレを作っており、筆者ものりこ先生(なみのおと音楽教室)も、その見た目のよさから初代モデルに飛びついて買ってしまいました。

当初イマイチだった生音も進化しており、このモデルはメイプルらしいキラキラ感のあるいいサウンドです。もちろんピックアップを登載しており、値段のわりにプリアンプの性能がよくて「使いやすい!」というのがおすすめポイント。「いつかは人前で演奏したい」ということであれば、買っておいてソンのないウクレレのひとつです。

Ibanez
¥28,514 (2025/08/17 11:27時点 | 楽天市場調べ)

ISLANDER AC-4 Acasia series

Kanile'aのセカンドブランドISLANDERの、主力ラインです。ハワイの有力ブランドが手がけるだけあって、本来のウクレレらしいというか、ハワイアンブランドらしいサウンドが特徴です。コロコロしたかわいいイメージもありつつ、しっかりとしたテンション感もある優等生的なウクレレです。

Islander
¥28,600 (2025/08/14 06:45時点 | 楽天市場調べ)

ISLANDER MC-4-HNS HONU

こちらもKanile'aが展開するISANDERの、オールマホガニーモデル。ごくシンプルな装飾で、あっさりとした見た目のウクレレですが、ウミガメ(ホヌ)のレーザー刻印が目をひきます。音はすぐ上で紹介したISLANDER AC-4とは違った傾向で、キリッとした中にマホガニーの甘いサウンドが響いてくるという印象です。

Islander
¥28,570 (2025/08/17 11:27時点 | 楽天市場調べ)

KAI KC-MBF

この価格帯で、オールマホガニー単板を使用し、ネックにオクメ、指板にソノケリン(インドネシア産のローズウッド)と、けっこういい素材を使っていて、デザインも凝っています。音量はそれほどでもないですが、響きは心地よく、マホガニーのよさをうまく引き出しています。

Kaiウクレレはこの価格帯に強い印象で、値段以上の内容にまとめてきていますね。

Kai
¥27,500 (2025/08/17 11:27時点 | 楽天市場調べ)

LEHO LHUC-MM-CE

LEHOはハワイ発のブランド、といわれますが、おそらくすべて中国製造。しかし、けっこういいんですよね。中国工場を使いつつ、しっかり品質管理をしているようです。このモデルはカッタウェイボディにピックアップ&プリアンプを登載した即戦力モデル。生音もいいですが、Fishmanのプリアンプのおかげでアンプに通したときのサウンドが秀逸です。

Leho
¥25,520 (2025/08/13 12:37時点 | 楽天市場調べ)

OHANA CK-180M

Ohanaはアメリカ西海岸発のブランド。低価格帯でいいモデルを出しており、アメリカ本国で人気があります。このモデルCK-180Mでボディ材として使用しているオクメは、木目が不規則なのが特徴。その木目を生かした特徴あるルックスが目をひきます。サウンド的には意外にも繊細で、ソロに向いているかなという印象でした。

Ohana
¥25,300 (2025/08/13 12:37時点 | 楽天市場調べ)

Cordoba 15 CM

このところ勢いのあるCordobaのスタンダードなモデル。シンプルな見た目ですが、サウンドホールまわりのアバロンバインディングなど、押さえるところは押さえたデザインです。音質的にも安定のマホガニーサウンドで、どんなジャンルの曲でも弾けそうなタイプ。しっかりとした音量もあり、この価格であればかなりおすすめできる一本です。

Cordoba
¥22,000 (2025/08/14 06:45時点 | 楽天市場調べ)

Cordoba 15 CB

こちらもCordobaウクレレの、少し変わり種のモデル。材にボコテという堅い木を使用し、コシのある明瞭なサウンドが特徴です。見た目も、ちょっとかわった木目が印象的で、人と違うウクレレを探している人におすすめです。

Cordoba
¥25,300 (2025/08/13 12:37時点 | 楽天市場調べ)

KALA MANDY-C

聴力の大半を失ってからメジャーデビューしたマンディー・ハーベイのシグネチャーモデル。マンディーの動画で聴く「あの音」が特徴。サスティーンが強めでちょっとギター寄りの、透明感があるKALAサウンドが特徴です。見た目もマンディーの手によるグラフィックが斬新な、ポピュラーソングの弾き語りにおすすめのモデルです。ただし、動画ではテナーサイズを使っているので、コンサートサイズだとここまで低音は出ないかなと思います。

KALA
¥22,000 (2025/08/14 06:45時点 | 楽天市場調べ)

中級者におすすめ!5万円以下のコンサートウクレレ9選

5万円位の予算があれば、ハワイの有名ブランドのサブブランドに手が届きます。メジャーブランドに迫るいい音が鳴るウクレレなのに「装飾が少なくシンプルなぶん安い!」というモデルが多く、コスパを求める人におすすめです。

初心者から中級者へのステップアップに、かなりおすすめの価格帯です。

ISLANDER by Kanile'a AC-4

ハワイを代表するKanile'a(カニレア)のサブブランドISLANDERのエントリーモデル。オールアカシア合板なので突き抜けた特徴はないですが、それでもハワイアンブランドらしい明るく伸びのいいサウンドが印象に残ります。コードを弾いた時に、きれいにまとまった響きが出るので、ジャカソロを美しく演奏できます。

Pupukea UF-C40-03

国産のオールマホガニー単板モデルで、飾り気はないですがよくできています。ギターメーカーのフジゲンが製造・販売するモデルですが、Pupukeaブランドのコスパはとにかく高く、この値段で細部まで丁寧に作られています。マホガニーらしくあたたかなサウンドに加えて、しっかりした厚みのあるボリューム感も魅力です。

Uma Ukulele UK-20SC

注目の台湾ブランド「ウーマ」のオールマホガニー単板モデル。アヌエヌエもそうですが、最近の台湾ブランドは品質が高く、よくできています。また同じマホガニー単板でも、上で紹介したPupukeaより華やかなサウンドが印象に残ります。仕上げもよく、弾きやすいウクレレです。

Uma Ukulele MOON-SC

Umaからもう一本紹介しておきたいのが、MOON-SC。見た目がかわいいMOONシリーズのマホガニー単板モデル(サイド・バックは合板)。スロテッドヘッドのカッチリした音が苦手な人に手に取ってもらいたい、やさしい音色のモデルです。甘く、しかしよく伸びて芯があるサウンドなので、ウクレレらしいソロを弾きたい! という人におすすめです。

Leho Fish

低価格・高品質をうたうブランド「Leho(レホ)」の限定モデル。ボディのトップに魚のインレイをあしらっているのがポイントです。工場はおそらく中国ですが、細部もていねいに作られています。ボディトップにピンカドという堅い木材を使っており、独特のサウンドが魅力。コードを弾いたときのバランスがよく、力強いサウンドが印象に残ります。

3~5万円くらいのLehoはかなりいいですよ。

Enya EUC-M6

マホガニーのオール単板ボディで、光沢があるグロスタイプの塗装仕上げ。Enyaウクレレの中でも高級感があるモデルです。サウンド的にはお値段以上で、非常にバランスがいいのですが、マホガニーにしてはややシャープ。マホガニーらしさを求めるというより、歯切れのいい音を求める人におすすめです。

Famous FC-1G

マホガニー合板の国産コンサートウクレレ。装飾がなくすっきりした見た目ですが、サウンド的にはしっかりと鳴ってくれます。特徴的な響きではないのですが、安心して聴ける音で、楽曲を選ばずに何でも弾ける印象です。日本国内では定番のモデルです。

KUMU UKULELE Tuxedo series CM-54A

コスパに定評があるKUMUウクレレの低価格ライン「タキシード・シリーズ」。細部もよくできていて、持ったときの満足感もあります。ハワイアンコアですが合板なので、サウンドはそこまでコアっぽくなく「普通にいい感じの音」という印象です。とはいえ歯切れがよく、ふくよかさもあり、いい音だと感じます。

Amazonで3万円ちょっとで販売されている場合があるので、楽天派の人も要チェックです。

aNueNue aNN-UC10

いまや世界的ブランドとなった、台湾のメーカー「アヌエヌエ」のカラーシリーズ。ハイエンドモデルのBirdシリーズに似たシェイプで、スプルース単板トップです。かわいい見た目と裏腹に、レスポンスがよく伸びのある、スプルースらしいサウンドが印象的。ソロ弾きにもぴったりのウクレレです。

ロックやジャズに挑戦!エレキウクレレおすすめ6選

ジャズ系の曲なら通常のウクレレにピックアップを内蔵した「エレアコタイプ」をLowGで使用するのがおすすめです。

一方、中身まで木が詰まった「ソリッドボディ」のエレキウクレレは、ロックっぽくもジャズっぽくも弾けるのがメリットです。

Pignose PGU-200MH(おすすめ)

安いのに使えるウクレレです。生音で弾くとサイレントウクレレになり、スイッチを入れるとボディー内蔵のスピーカーから音が出て、アンプにつなぐとライブで使えます。内蔵スピーカーの音はエレガットギターをハイポジションで弾いたときのような、ポロンポロンとしたかわいいサウンドです。

QUIAM エレボッコ(おすすめ)

サウンドメッセで「弾きにくそうなウクレレだな……」と思いつつ試奏させてもらったら、ものすごく抱えやすく弾きやすかったモデル。北海道の木材を使って札幌の職人が製造するというコンセプトのウクレレで、かなりいいです。じゃまにならないこのサイズ感と、弾きやすさを両立している点に驚きました。

Fender Fullerton Tele Uke

FenderのFullertonシリーズは、見た目がエレキギターっぽいものの、出音はウクレレのサウンドです。Fenderの公式動画では「キャンプファイヤー・ジャムにも向いているし、レコーディングにも参加できる」と言っています。ピックアップとプリアンプを内蔵しています。

Fender Fullerton Jazzmaster Uke

FullertonシリーズのJazzmaster Ukeはジャスマスターの形状ですが、意外とナチュラルなウクレレサウンド。形状だけでなく、カラーも伝統的なフェンダーカラーなので、ジャズ系の曲を演奏しても盛り上がれそうです。深めのカッタウェイでハイポジションが弾きやすいのも特徴です。

Fender Fullerton Strat Uke

ストラトキャスターの形状をしたエレアコモデル。お手頃価格なので「とりあえず1本手元に置いておく」という場合にもおすすめできます。FenderのFullertonシリーズは値段がバラバラなので、Amazonと楽天、ヤフーショッピングの価格を比較してください。

BIG ISLAND EUL-SMP-N

ハワイアンブランドのBIG ISLANDがつくる、コンサートボディ・ロングネックのエレキウクレレです。スケールがテナーサイズ相当なので、高度なソロプレイなどにも対応できる、演奏性が高いモデルです。アンダーサドルタイプのFishman製のピックアップ(パッシブ)を搭載しています。

エレキウクレレを特集した記事もおすすめ

「エレキウクレレについてもう少し詳しく検討したい」という場合は、下記の特集記事もおすすめです。

プロが使うブランドのコンサートウクレレおすすめ9選

あこがれのプロ奏者・プロシンガーが使うブランドのウクレレを持つと、モチベーションがアップして、結果的に上達がはやくなるかも!?

ここではおすすめブランドのおすすめモデルを9機種ピックアップしました。

プロ奏者が使っているモデルそのものではなく、同じブランドのおすすめモデルをピックアップしています。

Kala Mandy Harvey Signature KAMANDYC

聴力の大半を失ってからメジャーデビューしたマンディー・ハーベイのシグネチャーモデル。マンディーは、演奏時にバンドメンバーのグルーブを足裏で感じ取るため、裸足で歌うのだそうです。そんな彼女のシグネチャーモデルは独特のグラフィックが特徴。意外とお財布にやさしい価格も魅力です。

ROMERO CREATIONS ST Concert Premium Koa Low-G

グラミー賞受賞アーティストのダニエル・ホー氏がクリエイトした、コンサートサイズ&ローG仕様ウクレレ。おにぎり型のコア単板ボディーから生み出される音は、複雑で豊かなトーンです。どことなくハープを思わせる存在感のあるサウンドです。

aNueNue aNN-UC200 Concert

アヌエヌエのハイエンドモデル(Kyasさんのシグネチャーモデルなど)は、即完売する人気でなかなか手に入りません。そこで、通常ラインナップのaNN-UC200がおすすめです。コアではなくスプルースですが、弾いた感じはKyasさんモデルとかなり似ています。

アヌエヌエのこのあたりの価格帯は激推しです。

音の傾向は、Kyasさんモデルと少し違っています。

aNuenue Hawaiian Koa-Bird Ukulele

フィリピンの歌姫ルネ・ドミニクはいろんなギターとウクレレを使っていますが、「Close to you」のYouTube動画で弾いているウクレレは、たぶんこれです。KOAだけど明るすぎず、軽快な中にしっとりとした落ち着きも感じられるサウンドです。これもおすすめです。音がいいだけでなく弾きやすいウクレレです。

Baton Rouge U10C-Slim

ウクレレ講座DVDのなかで、古川忠義さんがソロの時だけ弾いているのがバトンルージュ。ネックも含めてオールスプルースという驚きの仕様で、シンボディ(薄いボディ)なのに鳴りのいいウクレレです。音的には立ち上がりが速くサスティーンも長めのスプルースらしいサウンドです。

Fender Grace Vanderwaal Signature Uke

14歳で衝撃の全米デビューを果たしたグレース・ヴァンダーウォールのシグネチャーモデル。Fishmanのピックアップを内蔵して3万円ちょっとというお買い得価格は「Fenderのシグネチャーモデルの中でも最安」といわれています。グレースっぽい弾き語りにおすすめのモデルです。

Fender Dani Harrison Uke, Turquoise

ビートルズのジョージ・ハリスンがウクレレ好きだった、というのは有名な話です。ジョージの息子のダーニもウクレレを弾いており、彼のシグネチャーがフェンダーDani Harrison Ukeです。シンボディタイプでボディの材にはウォルナットを使用。マホガニーに似た丸いサウンドです。

KALA Gloss Solid Mahogany Series KA-SMH-CG_W

メルボルン出身のシンガーソングライターヴァンス・ジョイがステージでも使用しているモデル。マホガニー単板を使用し、KALAらしくカッチリとした仕上げです。サウンド的には、マホガニーでありながらすっきりと抜けた感じが特徴です。ピックアップ付きモデルも選べます。

Kai UKULELE KC-100SG

T.T. Cafeの中村たかしさんが使っている台湾ブランドのKaiは、お値段以上のウクレレをラインナップしています。中でもKC-100SGは2万円前後という格安モデルですが、スプルースらしいクリアで粒だちのいいサウンドが特徴です。UmaといいKaiといい、最近の台湾ウクレレはすごいですね。

有名ギター系ブランドのコンサートウクレレおすすめ6選

Martin OXK

ギターからウクレレに持ち替えた人なら一度は思う「こんな値段でFendarが買えるの!?」という驚き。ここではかつてのギター少年に贈る、ギターブランドのおすすめウクレレをご紹介します。

MARTIN 0XK Concert Uke

リトル・マーチンと同じ、HPL(ハイプレッシャーラミネート)素材でできたウクレレです。樹脂なので、少々濡れても外で弾いても大丈夫。しかも、他メーカーと違って、HPLながらナチュラルなサウンドも魅力です。安くてもやはりマーチンすごいですね。

この値段でマーチンが買えるのがすごい!音もめっちゃいいです。

気になるのは指板の角がかなり鋭角的なこと。人差し指が当たる部分に丸みが強いモデルが好き、という場合は、ちょっと注意した方がいいかもしれません。

VOX VUP-33-CSM

イギリスのギターアンプブランドVOXがラインナップする、エレアコモデル。フジゲン製といわれており(形状からどうみてもフジゲン)作りのよさは評判通りです。このVUP-33-CSMはスプルース単板モデルですが、伸びのあるスプルースらしいサウンドは、どこかギターを思わせます。

3万円台の在庫があれば即買いで、後悔ゼロかと。

Ibanez UEW12E

Ibanezがつくる初期のウクレレはインドネシア製造でけっこう雑でしたが、その後フジゲンでつくったり、海外工場も移転したりと試行錯誤を繰り返し、現在はしっかりとしたウクレレに生まれ変わっています。この値段なので生音はそこそこですが、Ibanezなのでアンプに通したときの各弦のバランスは抜群。

FENDER ZUMA CONCERT

Fenderがこの値段で買える! というのが一番の価値。ちなみにFenderも初期のインドネシア製造モデルは仕上げも音も微妙だったのですが、どんどん改善されています。十分コストにみあった楽器になっているので「とりあえず一本」という感じならおすすめできます。安いのでしかたないですが、音はそこそこです。

Epiphone Les Paul Acoustic/Electric Concert Ukulele

Gibsonのレスポールは、当時から子会社だったEpiphoneの工場で誕生しました。それを踏まえてこのウクレレを見てみると、けっこう欲しくなってきませんか? ペグの動きがよく、チューニングしやすいのが第一印象です。見た目から想像するより生音も悪くないのですが、どちらかというとアンプに通してちょっとしたセッションを楽しむ用かもしれません。やや太めのネックが好きな人にぴったりです。

Luna Guitars UKE TC MAH Ukulele Concert Marron

フロリダ発のギターブランドLuna Guitarsは、その独特のデザイン性と希少性が魅力。ウクレレもつくっており、このモデルに採用されているバティックの模様はトレードマークとなっています。サウンド的にはマホガニーらしいカドが取れた音で、サスティーンは短めです。

Luna Guitarsは見た目のかっこよさで選ぶブランドですかねー。

Luna Guitars全体にいえますが、音はソコソコです。

憧れのハワイアンブランド&サブブランド8選

ここに紹介しているモデルを含め、やっぱりハワイアンブランドはすごい! 全体に音の厚みがあり、その中から明るくクリアなサウンドが立ち上がり、迫力を生み出しています。

一方で、細かい作りのよさは「日本製の方が上かな?」と感じるケースもあり、ウクレレに何を求めるかでチョイスが変わってくるかもしれません。

圧倒的なサウンドを求めるなら、以下の8機種をはじめとする、ハワイアンブランドを手に取ってみてください。

ここではサブブランドを中心に、なるべく買い求めやすい物をラインナップしました。

Islander Ukuleles by Kanile'a Solid Acasia Series SAC-4

Kanile'aのサブブランドIslanderはけっこう安いのですが、その中ではやや高めのオールアカシア単板モデル。シンプルでクラシカルなデザインで、サウンドはアカシアらしく明るい音色の中に、上品さも感じられる繊細な印象。

KoAloha Opio KCO-10

コアロハのサブブランドOpioはおすすめです。コアロハと違いがわからないくらいいい音のウクレレが、この値段で買えるのがすごい!と感じます。タイの工場で製造されており、材はコアに似たアカシアです。ヘッドからOpioの文字がなくなり、コアロハのロゴだけになりました。

KoAloha OPIO KCO-10S

コアロハのラインナップで唯一、トップにスプルースを使用したモデルです。スプルースらしく、すっきりと抜けるアタック感のあるサウンドが魅力です。ハワイアンの演奏というより小さいギター的な感覚で、ポピュラー音楽のバッキングなどで活躍します。ソロもいけます。

KAMAKA HF-2

カマカ・ウクレレのなかではシンプルで手に取りやすい価格のHF-2。材はハワイアンコア単板で、ボディー内部で豊かに共鳴する倍音の中から、明るくシャープな基音が立ち上がってくるサウンドは圧巻。厚みがあり、しかも明るく突き抜けた感じもあり……。音を聴くと欲しくなる危険なウクレレです。

G String C1 SUN

G Stringは1993年にハワイで誕生したブランドですが、すでにカマカやコアロハと並び称されています。そのラインナップ中でも人気の高いSUNはサウンドホールに輝く太陽をあしらった印象的なデザイン。コアらしい明るい抜けと、長いサスティーンと豊かな倍音が混在する、非常にリッチなサウンドです。

Pono MC Concert

Ponoもいいですよ。Ko'olauのセカンドブランドで、このモデルはマホガニー単板でサテンフィニッシュのシンプルな外観が特徴です。見た目に派手さはないのですが、音はかなりいいです。サウンド的には、弾いたときのアタック感がありしっかりと鳴ってくれる印象。しかも明るく軽快なイメージもあり、マホガニーでもこんな音が出るんだ! と驚かされます。

Ponoは全般的にすごくいいですねー。

Big Island Ukulele KSX Deluxe HONU Slotted Series (KSX-CTG)

ハワイ産コアなどの楽器用木材を扱う会社が立ち上げたブランドで、コストパフォーマンスの高さに定評があるBig Islandのデラックスシリーズ。楽器のあちこちにあしらわれたホヌ(ウミガメ)が目を引きます。サウンドはコアらしい明るさに加えて、ふくよかな厚みがあり、木材の魅力を引き出しています。

Big Island KM-CTG KM Modernish Series

トップ、サイド、バックすべてハワイアンコア単板でありながら、リーズナブルな価格を実現したモデルです。GOTOH製オリジナルペグのボタンもコアです。製造はベトナムですが、響きに厚みがあり、華やかな明るさも感じられるサウンドが魅力。コスパはかなり高いです。

【ランキング】総合力で評価!コンサートウクレレ・ベスト7!

Fujigen FUS-TC
Fujigen FUS-TC

筆者は以前、京都・大阪・神戸を巡るウクレレ試奏の旅に出たことがあります。そのとき印象に残ったモデルや、サウンドメッセなどで試奏したウクレレ、所有しているウクレレのなかから、ベストとして推せるモデルをセレクトしました。

ゆるレレ
ゆるレレ
うちにはFujigen FUS-TCがあり、よく弾いています!

K.Yairi UC-90(おすすめ)

30人の職人が、1日わずか20本のギター・ウクレレを手作りするヤイリギターのウクレレは、持った瞬間、ていねいに作られた品質のよさが伝わってきます。強度を犠牲にして音を大きくするような楽器も多い中、それとは対照的に本質的な楽器の鳴りを追求。演奏者に返ってくる音の心地よさが抜群です。コードを弾いた時の、まとまりのある響きも秀逸。おすすめの1本です。

ヤイリギター工場を見学した時のレポートも別記事に掲載中。ぜひご覧ください。

Fujigen FUS-TC(おすすめ)

フジゲンウクレレのラインナップでも中核となるモデルです。ハワイアンコア単板で、仕上げもよく、演奏もしやすいウクレレがこの価格というのは「フジゲンならでは」と感じます。サウンド的にはコアのよさに、少しスプルース的なシャープ感をミックスしたような印象です。老舗ギターメーカーらしい、完成されたサウンドです。

Asturias SOLO

純粋なコンサートウクレレではなく、ソプラノボディーにコンサートサイズのネックを組み合わせた「ソプラノロングネック」。歯切れがよく抜けのいいサウンドは、その名の通りソロを演奏するためにある、と感じさせられます。音量もあり、ハイポジションも弾きやすく、ソロを弾くなら、いつか手に入れたいウクレレです。

Martin C1K Uke

Martinらしくていねいで美しいつくりが印象的なウクレレです。サウンド的にもコア合板ながら明るく抜けがいい音色を楽しめます。付属のケースもしっかりしていて、全体的に「買って納得」という印象の楽器です。

100年以上ウクレレを作り続けている世界的ブランドなので、その安心感で選ぶというのもありですね。

指板両サイドの処理に独特のクセがあるので、できれば試奏してから買った方が安心です。

aNueNue aNN-UC1K Concert

この価格帯以上のaNuenueウクレレはクオリティーが跳ね上がるのですが、弾きやすく、音に深みがあり、完成度の高さが印象的です。Kyasさんのシグネチャーモデル(テナー)は30~40万円くらいですが、それに迫るクオリティーを感じます。コスパ的にも狙い目かもしれません。

QUIAM Througneck SL-C1

北海道の材を使い、北海道の作家が作るウクレレ。エゾマツを使ったクワイアンのSL-C1は個性的なウクレレです。スルーネックという独特の構造で、持った感じもしっかりしており演奏しやすい楽器です。素朴な見た目に反して音は洗練されており、クリアで明るいトーン。音も演奏性のよさも、ソロ弾きにぴったりだと感じます。おすすめの一本です。

KoAloha OPIO KCO-10

ハワイ製のコアロハは高くて手が出ませんが、タイ製のサブブランド「OPIO」ならぐっと身近な値段になります。このKCO-10はアカシアを使ったモデルで、しっかりコアロハらしいサウンドが出ています。豊かな音量感があり、シャープな中に明るさもある音色が特徴です。

CME ukulele kaula

「値段に対して音がいい!」が第一印象。工場は中国ですが、日本人スタッフが品質管理を行っており、価格以上のサウンドを引き出しています。アカシアらしくキラっと明るいサウンドでありながら、倍音を含む厚みのある響きが特徴です。

サウンドメッセで試奏してみて、完成度の高さに驚かされたモデルです。

まとめ:2本目のウクレレにもぴったり!コンサートウクレレの選び方

個人的によく弾いている3本

コンサートサイズのウクレレを2本目におすすめする理由は、ざっくり以下の3つでした。

コンサートウクレレの魅力

  1. ソプラノより指板が広くソロや難しいコードが弾きやすい。
  2. テナーより小ぶりで違和感なく弾ける。
  3. テナーと音域があまり変わらない。

実は、KALAなどの米国ブランドでは「もうソプラノではなく、コンサートサイズが標準だ」と考えており、ソプラノサイズをあまり作らなくなっています。

「コンサートサイズの方が弾きやすい」という認識が広がっているからです。

日本でも、これからはコンサートサイズが標準! という時代が来るかも知れません。ぜひ、お気に入りの一本を見つけてください。

この記事では60本以上のおすすめコンサートウクレレを紹介しています。この章では「まとめ」として、様々なタイプのおすすめウクレレ7本をピックアップしました。

おすすめコンサートウクレレ7選

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