この記事では、PDFのコード譜と動画で、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」を弾き語ります。まず、以下のボタンから、コード譜をダウンロードしてください。
「青い珊瑚礁」コード譜ダウンロードテンポはBPM135と速めで、コードチェンジも多いといえば多いのですが、そこまで難しくありません。
ただし、ポイントがいくつかあるので、記事の中で解説していきましょう。
コード進行は著作権の制限を受けませんが、歌詞やメロディーは著作権で保護されています。そこで、コード譜をダウンロード後、歌詞サイトなどを利用して歌詞を書き込んでご利用ください。
キーFで弾き語る聖子ちゃんの「青い珊瑚礁」
オリジナルキーはAですが、この記事では、よりウクレレで弾きやすいキーGとしました。動画もコード譜もキーGで弾いています。
出てくるコードは以下の通りです。
「青い珊瑚礁」に出てくるコード一覧
D7のコードフォームが2パターンあるのは、Aメロの |F |D7 |G | と進行する部分はセーハしない省略形が弾きやすく、それ以外はセーハした方が弾きやすいからです。
とくに、Bメロで |D7 |D7 C#7| C | と進行する部分はセーハしていないと、かなり厳しいです。
セーハするとコードチェンジしやすい
セーハするD7を押さえておくと、上の図のように、1フレットスライドするだけで弾くことができます。
ここは、キーGのドミナントセブン(D7)からサブドミナント(C)へ進行する途中にC#7をはさんだ、印象的なコード進行です。
けっこう聴かせどころかなと思います。
ABA’の構成を押さえよう
ワンコーラスの尺が長いので、あらかじめ構成を押さえておきましょう。コード譜では、練習番号をA、B、Cと振っていますが、AメロとCは同じです。
松田聖子さんの楽曲では多いのですが、サビをAメロに持ってきている構成です。「渚のバルコニー」なども同じですね。
そこで、ワンコーラスが長いものの、AとCが同じとわかればマスターしやすいと思います。
弾きにくいところ解説(ポイントはGのフォーム)
まず、Gは図のように、1弦から3弦までをセーハするフォームで押さえるのがおすすめです。
コード進行上、GからセーハコードであるBm7や、1~3弦をセーハするCmへ進行することが多いため、ここはけっこうキモになると思います。
イントロ出だしの |G Cm |G C D| の部分も、1~3弦をセーハするGが弾きやすく、最初から最後までこのフォームで通してしまうのがおすすめです。
また、AメロのD7(最初に出てくるところ)は、セーハしない省略形がおすすめです。
ここは |F |D7 | と進行するので、どちらかというと省略形のほうが押さえやすいからです。
ただ、その後Gに進行するので、そちらがうまく進行できない場合は、セーハしておいてもいい気がします。
オフィシャルビデオにあわせてフルコーラス演奏
上記は松田聖子オフィシャルYouTubeチャンネルの動画「青い珊瑚礁」。キーAですが、Gの楽譜でも2カポで弾けばOKです。
キーGでフルコーラス演奏する場合は、数あるコード譜サイトの中でもJ-Total Musicがおすすめです。
青い珊瑚礁|ChordWiki
ほかのサイトはほぼすべてキーAのコード譜を掲載しているので、キーAで弾きたい場合はUFRETなど、おすきなコード譜サイトを参照してください。
おすすめは、シンプルな表示で広告が少ないChordWikiです。
青い珊瑚礁|ChordWiki
まとめと「青い珊瑚礁」について
この記事ではキーGで弾き語りする、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」を解説しました。コード譜は以下のボタンからダウンロードできます。
「青い珊瑚礁」コード譜ダウンロードオリジナルはキーAですが、ここではキーGのコード譜を掲載しています。
キーAのコード進行が、特に難しいわけではないのですが、ちょっと見慣れないコードが多いので避けました。
キーGのコード進行で、キーAで歌いたい場合は、2カポで演奏すれば大丈夫です。
ちなみに、カポは昔ながらのゴムタイプが絶対おすすめです。最近のバネで挟むタイプはコードフォームによって手にあたってしまうからです。
その点、ゴムタイプはコンパクトで手にあたりにくいので、弾いていて気になる場面が少なめです。
ちなみに、この楽曲「青い珊瑚礁」は、松田聖子さんのセカンドシングル。1980年にCBS・ソニーから発売され、聖子ちゃんを不動のトップアイドルに押し上げた名曲です。
意外ですが、この曲、実はオリコンで1位を取ったことはありません。しかし、グリコのCMソングに起用されるなど、広く聴かれ、今もファンが多いナンバーのひとつとなっています。
今後とも聖子ちゃんの楽曲をコード譜にしていきたいと思いますので、リクエストがあればお送りください。