Fm
Fm7
ウクレレのコードFmとFm7は、とくに難関というほど難しくはないのですが、地味に押さえにくく、コードチェンジで「うっ!」となることも。
そこで、この記事ではスムーズにFmとFm7を押さえる方法を解説します。
FmとFm7の基本の押さえ方
Fm
Fm7
どちらかというとFmは普通にオープンで押さえますが、Fm7はセーハする人も多いです。なぜかというと、セーハした方がはやく押さえられるからです。
Fmの押さえ方と押さえられない時のコツ
Fmの構成音はファ・ラ♭・ドです。
そしてFmのコードフォームは以下のようになっています。
ドの音が2か所あることがわかります。ということは、とっさにすべての音をきれいに出せない場合は「1弦の音がちゃんとなっていないくらいならアリ」という作戦でもいけます。
コードチェンジが追いつかない! という場合は、若干1弦を犠牲にしながら、それ以外の弦をしっかり押さえつつ、練習してみてください。とりあえずFmの音に聞こえます。
そして、最終的に全部の音がしっかり弾ければ、それで問題なしです。
練習におすすめ「真夏の果実」桑田佳祐さんの「真夏の果実」のコード進行は、ちょうどいい難易度で練習におすすめです。
|F |E7 Am |Dm |Fm G7 |C |
これはサビの「忘れられない Heart and soul…」の部分のコード進行ですが、Dm→Fmのコードチェンジが練習になりますね。
真夏の果実|U-FRET(2カポ)
初めてU-FRETを使う時は、楽譜設定をギターからウクレレに変更してください。
Fm7はセーハする? しない?
セーハしたくない人は、上の写真のようにFm7を押さえます。この時、できるだけ指を立てるようにすると押さえやすくなります。
手首を巻き込むようにすると指を立てやすいので、試してみてください。
一方、Fm7はセーハするとこんな感じのフォームになります。どちらかというと、セーハした方がコードチェンジしやすいはずです。
どちらかというと、セーハした方がいいんじゃないかなーといえます。
セーハのコツは以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参照してみてください。
ウクレレでセーハするコツは「親指」にあり! 力を入れなくても弾けます|関連記事
FmとFm7のハイコードはわりと難しいかも
Fm(ハイコード)
Fm7(ハイコード)
どちらもセーハしないハイコードです。だいたいセーハしないハイコードは弾きにくいことが多いのですが、FmもFm7もわりと弾きにくいです。
ただし、Fm7に関しては以下のフォームも使えます。
かなりハイポジションですが、これなら簡単に押さえられます。
Fmも、以下のフォームのほうが簡単に押さえられます。
ただ、いずれもかなり高いポジションで弾くことになり、前後のコードによって弾きやすかったり弾きにくかったりしそうです。
でも、ぜんぜん出てこないわけではないので、ちょっとずつ練習していきましょう。