ウクレレのコード「G7」は、人差し指、中指、薬指の3本の指で押さえます。
各指のポジションは以下のようになります。
- 薬指で1弦2フレット
- 人差し指で2弦1フレット
- 薬指で3弦2フレット
この記事ではG7の押さえ方をさらに詳しく説明し、コードチェンジですばやく押さえるコツも解説します。
コードG7を押さえる時の指使い
コードG7は、写真のように、薬指、人差し指、中指を使って押さえます。難しいコードではないのですが、狭い範囲にぎゅっと指を寄せるため、隣の弦に触れないように注意してください。
とくに、3弦の2フレットを押さえている中指が寝てしまうと、2弦に触ってしまうことがよくあります。
各指の第一関節をしっかり立てる意識をもち、指板と指先ができるだけ垂直になるようにしてください。
コードチェンジのコツと練習方法
ハ長調(Key=C)の曲では、CからG7へのコードチェンジがよく出てきます。そこで、CからG7へコードチェンジする練習をしておきましょう。
コツは、
- 親指をネックのま裏に固定
- 薬指を3フレットから2フレットにスライドする
- 人差し指と中指を、薬指に寄せていく
という順番でコードチェンジすること。
Cのコードを薬指で押さえているはずです。まず最初に、その薬指を1弦の2フレットにスライドさせます。
薬指を1弦2フレットに動かしたら、すかさず中指を3弦2フレット、人差し指を1弦1フレットに移動します。
これでG7のコードフォームになりました。
ここまでできたら、すぐ下でダウンロードできる練習曲「メリーさんのひつじ」を弾いて練習してみてください。
Cの押さえ方をおさらいしたい場合は、以下の記事で詳しく解説しています。
ウクレレのコードCの押さえ方|関連記事
練習曲「メリーさんのひつじ」をダウンロード
すぐ上で説明したコードチェンジのコツをつかめたら、練習曲を弾いてみましょう。楽譜はすぐ下のボタンからダウンロードできます。
「メリーさんのひつじ」楽譜ダウンロード練習する時は、以下のマイナス1動画(ウクレレのコード伴奏がないカラオケ状態の動画)も利用できます。
G7のハイコードと押さえ方のコツ
最後にG7のハイコードを2つ紹介します(他にもあります)。
G7ハイコード①
G7ハイコード②
どうしてもハイコードを使わないといけない場面は少ないですが、音の積み方(低い方から高い方への順番)が変わると、少し感じが変わります。
ハイコード①は高音になり少し明るい感じ。またハイコード②はGの音が一番低い音になるので、本来のG7の響きが感じられます。
曲によって試行錯誤してみて、一番好きなG7を使ってみるのもおすすめです。