この記事では、宮崎駿監督作品「風の谷のナウシカ」の挿入歌として有名な「ナウシカ・レクイエム」を弾き語りしていきます。
この記事のポイント
- 無料のPDFコード譜で1コーラス練習
- マイナスワン動画で繰り返し練習OK
「ナウシカ・レクイエム」PDFコード譜をダウンロード
この記事では、PDFのコード譜をダウンロードして、上の動画のようにワンコーラス練習してみます。
メロディの楽譜は動画に掲載していますが、別途紙でプリントアウトしたい場合はヤマハの「ぷりんと楽譜」で販売されているCメロ譜が220円~と安く、おすすめです。
「ナウシカ・レクイエム」 |ぷりんと楽譜
コード譜は以下から無料でダウンロードできます。
「ナウシカ・レクイエム」ダウンロード「ナウシカ・レクイエム」に出てくる8つのコード
「ナウシカ・レクイエム」にはコードが8つしか出てきません。ほとんどは弾きやすいコードフォームですが、Eだけはくせものです。
動画ではハイコードのEを弾いていますが、オープンコードでもちょっと押さえにくく、アルペジオで弾くのはきついと感じました。
筆者は「ハイコードがましかなー」と考えましたが、好みにより、どれか押さえやすい方で弾いてみてください。
それ以外のコードは、いずれも押さえやすいと思います。
この楽曲が難しい場合は、「ゆるレレ(大人のウクレレ入門)」のおすすめ教材で練習してみるとよいでしょう。ウクレレを始めて、1~3か月程度で演奏できるレベルだと思います。
アルペジオでもストロークでもOK
「ゆるレレ(大人のウクレレ入門)」のコード譜では、この曲の構成をA、B、Cの3セクションにわけています。
AとCはアルペジオで、上の図のようなパターンで弾きました。
動画で見ると以下のような感じです。
なみのおと音楽教室ののりこ先生にアドバイスをもらい、このような構成にしてみたのですが、全部ストロークでも問題ありません。
ただし、のりこ先生は「Bの部分を盛り上げたいので、すべてストロークで演奏する場合は、Bを強めに演奏してみてください」とも言っています。
Bをサビと考え、そこを盛り上げるように意識するといいそうです。
マイナスワン動画で練習
ざっくり弾けるようになったら、上のマイナスワン動画に合わせて演奏してみてください。
全部ゆったりめのストロークで弾いても、ぜんぜんかっこいいと思います。
「ナウシカ・レクイエム」はよく「怖い」と言われますが…
「ナウシカ・レクイエム」は、映画「風の谷のナウシカ」の劇中、ところどころに流れる印象的な楽曲ですが、映画で採用されているのは4歳の女の子が歌っているバージョン。
この女の子は久石譲の娘の麻衣さんだそうです。
最終戦争により文明が崩壊してから一千年後の世界を描いた「風の谷のナウシカ」の世界観に、4歳児が無心に歌う「ナウシカ・レクイエム」がマッチしすぎて、そのために「ちょっと怖い」と言われるのかもしれません。
しかし映画の完成度は高く、1984年に公開された作品でありながら、今見ても新鮮に映る点は「すごい」のひと言。
ところで、4歳の時に「ナウシカ・レクイエム」を歌った麻衣さんは、アメリカ留学などの経歴を経て歌手としてデビュー。「麻衣」「空みあげて」などのアルバムをリリースするほか、童謡の魅力を伝える活動も行っています。