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ウクレレで弾くスピッツ「空も飛べるはず」(無料PDFコード譜+動画)

J-POP弾き語りシリーズ第4弾は、スピッツの「空も飛べるはず」を弾いてみます。8ビートの曲ですが、ちょっとスピード感のあるギターが特徴的。

そこで、草野マサムネさんのギターをウクレレでコピーしてみます!

例によって、

  1. 動画とコード譜(PDF)でワンコーラス練習
  2. 公式動画と同じ尺で完コピに挑戦

という2ステップで練習していきます。

ウクレレ1~2か月めで弾けます

「空も飛べるはず」にはあまり難しいコードが出てきません。ウクレレをはじめてだいたい1~2か月で弾けるレベル。うまくいかない場合は古川先生のウクレレ講座を試してみてください。

LINK古川先生のウクレレ講座|公式サイト

Step1:動画+コード譜でワンコーラス練習

イントロ・アウトロ付きの短め動画を用意しました。PDFでダウンロードして印刷できるコード譜もあるので、まずはこれでワンコーラス練習してみましょう! 出てくるコードは数も少なく、わりとシンプルです。

「空も飛べるはず」コード譜ダウンロード

著作権の都合で歌詞を付けて配布できません。個人として楽しむ分には問題ないので、お手数ですが手書きで歌詞を入れて歌ってください。

出てくるコードは8種類

「空も飛べるはず」ワンコーラスバージョンに出てくるコードは8個で、あまり難しいコードはありません。D7がセーハコードではありますが、その割には押さえやすいと思います。

D7がうまく押さえられない場合は、以下の記事がおすすめです。

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FM7(Fメジャーセブンス)は、押さえること自体はかんたんですが、指板上をけっこう大きく移動します。「どうもウクレレがぐらぐらして安定しない」と感じたら、ストラップを使ってみるのがおすすめです。

この場合はギターのように肩からかけるショルダーストラップがおすすめです。ストラップは自作もできます。

「空も飛べるはず」のストロークパターンとシンコペーション

ウクレレの右手は上の図のように弾いています。ダウンストロークが8ビートのオモテ、アップストロークがウラになります。動画では1曲通してだいたいこのパターンで弾いています。

動画ではうっかりシンコペーションしていないところがあります。申し訳ございません(汗)。

スピッツの原曲では、このストロークパターンをメインに、ところどころ違うストロークで弾いているようです。

初めて8ビートの曲を弾く時のおすすめ練習方法

すべての弦をふわっと押さえてミュート

初めて8ビートのストロークを弾く時は、ちょっと敷居が高く感じるかもしれません。左手でコードを押さえながら右手のストロークパターンもマスターするのは大変なので、最初の練習ではコードを押さえないのがおすすめです。

上の写真のようにすべての弦をミュートしてしまい(Zコードともいいます)、右手に集中して練習すると早めに弾けるようになります。

Zコードを使った練習は、少しうまくなっても役立ちます。リズムが難しい曲もありますので、そういった難曲にチャレンジする時に思い出してください。

練習用「マイナスワン音源」用意しました

  1. Zコードで練習
  2. ゆっくりめのテンポで練習

…と進んだら、最後に上の動画に合わせて練習してみると弾けるはずです。ウクレレは、イントロの「ちゃららんらんららら~」の「ちゃら」の後で入ります。スピッツの原曲でもそうなっているので、入り方はちょっとこだわって練習するとかっこいいです。

カウントの後、ドラムを1小節分聴いてから「ジャン」と入ると弾けます。

うまく弾けない場合のヒントとおすすめ教材

古川先生のウクレレ講座
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この記事で配布しているコード譜がうまく弾けない場合は、ウクレレの通信講座をおすすめします。どの講座も、3か月でウクレレの基礎を習得します。

とくに古川先生のウクレレ講座なら、超有名講師のわかりやすい指導に加えて、「弾き方がわからない」という時に何度でも質問できるフォロー態勢が組まれています。

実は楽器の練習で挫折する原因は「ちょっとしたことが分からない」だけ。その点、古川先生のウクレレ講座は、LINEでもメールでも、なんなら電話でも質問できてしまいます。しかも回数無制限です。

筆者も中学時代ウクレレに挫折し、高校の部活で先輩たちに不明点を解決してもらい、ギターやウクレレが弾けるようになりました。

そんな先輩がいる」かのようなウクレレ講座。伸び悩んでいる初心者の方におすすめです。

ウクレレを持っていない人は楽器セットも選べます。

筆者も受講しましたが「この教材で3か月みっちり練習したら、かなりうまくなる」と感じました。

Step2:スピッツ公式のYouTubeチャンネルに合わせて練習

ここからは、スピッツ公式の動画に合わせて完コピをめざします。キーはこれまでの練習動画と同じです。

イントロのサイズも同じなので、ダウンロードしたコード譜でも楽曲の途中まで(ワンコーラス分)弾くことができます。フルコーラス弾くためのコード譜は、以下の方法で入手できます。

  • Windowsの人はChordPadをダウンロード(おすすめ)
  • タブレットかスマホでU-FRETアプリ(無料)を利用
  • ブラウザでJ-Totalmusicなどのコード譜サイトを利用

各コード譜サイトによって少しずつコードが違っていますが、どれで弾いても間違いではないと思います。

U-FRETやJ-Totalmusicのコードを比較してみて、自分に合う方を採用するのもおすすめです。ChordPadを使えば好みのコードに書き直すこともできます。

ChordPadについては以下の記事で少し詳しく解説しています。かなり使えるソフトなので、Windowsパソコンが手元にある方にはぜひおすすめします。

「空も飛べるはず」はどんな曲?

「空も飛べるはず」は、1996年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「白線流し」の主題歌として有名になりました。しかし、実はこの曲はドラマのために制作された楽曲ではなく、1994年にリリースされています。じわじわと売上げを伸ばしていきながら、ドラマ「白線流し」の主題歌となった後にオリコン1位を獲得し、最終的には140万枚を超えるミリオンヒットとなりました。

これだけメジャーな曲なので、広瀬香美、中嶋美嘉や布施明などそうそうたるアーティストがカバーしています。変わったところでは美吉田月(みよしだるな)によるスカバージョンが異彩を放っています(上の動画)。

またシンプルなコード進行に乗せて歌う草野マサムネの歌詞の世界観は印象的。インターネットで「空も飛べるはず」と検索すると、多くの人が歌詞の世界を分析し、ブログなどで発表しています。

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