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ウクレレで弾く「津軽海峡・冬景色」(無料PDFコード譜+動画)

1977年にリリースされ、今もカラオケ人気曲として歌い継がれている「津軽海峡・冬景色」。今回は原曲より少しだけスローなテンポで練習すべく、PDFのコード譜と動画を作りました。

ウクレレを3か月以上練習した人向け

この曲は、完全初心者の方には難しく、ウクレレを3か月ほど練習した人にちょうどいいくらい。うまく弾けない場合は古川先生のウクレレ講座を試してみてください。アルペジオやソロ弾き入門まで、3か月で修了します。

LINK古川先生のウクレレ講座|公式サイト

すこーしゆっくりめ動画にあわせて練習(PDFのコード譜もあり)

今回Aメロをアルペジオで弾きたかったのですが、原曲のテンポだとちょっときつかったので、ゆっくりめ動画を作りました(BPM=70)。キーは原曲と同じなので、これで練習してから本番にのぞむと弾けるはず。

原曲のテンポで弾く時は、全部ストロークがかっこいいかもしれません。

また本動画ではテンポがゆっくりなぶんリズムキープが難しいのですが、うまく弾けない場合は伴奏のドラムを聴いてみてください。スネアが「タタタ、タタタ、タタタ、タタタ…」と3連で叩いているので、それにあわせて3連でストロークすればOKです。

アルペジオもドラムを聴くとリズムをキープしやすいかも、と思います。

私は……できてませんが(汗)。

出てくるコードは比較的やさしいです

まずはコード譜をダウンロードしておいてください。プリンターがある人は、ぜひプリントすることをおすすめします。

「津軽海峡・冬景色」コード譜ダウンロード

出てくるコードはそんなに難しくなく、わりと弾きやすいです。Bm7-5は「Bマイナーセブンス・フラットファイブ」と読みます。見慣れないので一瞬焦りがちですが、よく見ると簡単なフォームです。

難しめなのはセーハコードのB7と、Esus4、Eくらいではないかと思います。ただ、|B7 |Esus4 E |というコード進行は案外弾きやすく、どうせB7でセーハしているので、セーハついでに|Esus4 E |と弾いていく感じです。

セーハのコツさえつかめば問題ないので、悩んだら以下の記事で練習してみてください。

あと、最後の|FM7 |E7 |が地味にミスしがちな気がしました。しかし「押さえにくい!」という感じではなくて「どの指がどこを押さえるんだっけ!?」と迷うだけなので、集中して5回ぐらい練習すればスムーズにいきます。

著作権の関係で、コード譜に歌詞を入れて配布することができません。お手数ですが手書きなどで対応をお願いします。

ウクレレで弾きやすい!かんたんアレンジのイントロ

「津軽海峡・冬景色」のイントロ

イントロはこのように弾いています。けっこうかんたんです。

カウントが終わってドラムが入ったら、3つ数えてウクレレが入ります。「ちゃらららーん」の「らーん」はドの音ですが、これもまた3つ数える長さで弾きます。Am、E7は4つ数えます。

イントロが終わったら即アルペジオでAmを弾くので、その準備が一番のポイントかもしれません。

アルペジオでなく、全部ストロークでもカッコよく弾けます。

アルペジオのパターン

「津軽海峡・冬景色」のアルペジオパターン

アルペジオはすべて上のパターンで弾いています。

  1. 親指
  2. 人差し指
  3. 中指
  4. 薬指
  5. 中指
  6. 人差し指

これを繰り返す感じです。途中コードチェンジがやや多めですが、セーハコードなどもなく、しかもAメロの8小節だけです。弾いてみると案外簡単ではないかと思います。

これがベストというわけでなく、好きなパターンで弾けばOKだと思います。

アルペジオのコツは以下の記事で解説しています。

Bメロ~サビはストロークで!

「津軽海峡・冬景色」のストロークパターン

「私も一人」のBメロ以降はストロークで弾いています。演歌のリズムはスローロックに似た3連なので、ウクレレも3連で弾いています。ここではすべてダウンストロークのみの3連で弾きました。

図にするとこんな感じです。アップストロークはすべて空ピックです。

では、カラオケにあわせて練習してみましょう。

「津軽海峡・冬景色」マイナスワン音源

この動画はウクレレを抜いたマイナスワン音源。ウクレレ用のカラオケ音源です。これさえあれば一人でコソ連できるはず。カウントの後、ドラムが入ったら3つ数えてスタートしてください。

うまく弾けない場合のヒントとコツ

古川先生のウクレレ講座

この記事で配布しているコード譜がうまく弾けない場合は、ウクレレの通信講座をおすすめします。どの講座も、3か月でウクレレの基礎を習得します。

とくに古川先生のウクレレ講座なら、超有名講師のわかりやすい指導に加えて、「弾き方がわからない」という時に何度でも質問できるフォロー態勢が組まれています。

実は楽器の練習で挫折する原因は「ちょっとしたことが分からない」だけ。その点、古川先生のウクレレ講座は、LINEでもメールでも、なんなら電話でも質問できてしまいます。しかも回数無制限です。

筆者も中学時代ウクレレに挫折し、高校の部活で先輩たちに不明点を解決してもらい、ギターやウクレレが弾けるようになりました。

そんな「先輩がいる」かのようなウクレレ講座。伸び悩んでいる初心者の方におすすめです。

ウクレレを持っていない人向けの楽器セットもあります。

筆者も受講しましたが「この教材で3か月みっちり練習したら、かなりうまくなる」と感じました。

フルコーラス弾くならコード譜サイトを活用

この動画は石川さゆりさんが歌う「津軽海峡・冬景色」。練習動画でワンコーラス弾けたら、原曲通りに弾くこともできるはず。コード譜はU-FRETなどのコード譜サイトで見るのがおすすめです。

ただし、U-FRETはSafariなどのブラウザで見ると広告がたくさん表示されるので、アプリをおすすめします。広告がちょっと控えめになります。

またWindowsの人はChordPadという無料ソフトを使うのが超おすすめです。ChordPadであればほとんどのJ-POP楽曲のコード譜を印刷することができます。詳しくは以下の記事で解説しています。

「津軽海峡・冬景色」とはどんな曲?

この曲は、1977年(昭和52年)のヒット曲。演歌歌手の石川さゆりさんが歌い、その年のオリコンチャート16位を獲得しています。と、そこまでは平凡なヒット曲のように思えるのですが、2023年現在、いまだにカラオケ人気曲トップ100位に余裕でランクインしています。

カラオケ大手DAMの調査では、2022年の年間ランキング66位。これはOfficial髭男dismの「I LOVE…」やあいみょんの「君はロックを聴かない」よりも上位です。

そして84位も石川さゆりさんの「天城越え」なのです。

50年近く歌い継がれている名曲「津軽海峡・冬景色」ぜひレパートリーに加えてください。

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