過去記事で「220円で自作するウクレレストラップ」を取り上げました。
参考ウクレレストラップを220円で自作する方法と、ギターストラップの改造方法
しかし、Amazonで275円というものすごく安いウクレレストラップ(ネックストラップ)が販売されています。「わざわざ100円ショップで材料を買って作るより、こちらがいいのでは?」と考えて購入してみました。
筆者が買ったときは送料込みでも340円でした。
「ちょっと使うだけなので、最安のストラップを入手したい」ということであれば、ここで紹介するAmazon最安ストラップがベストです。詳しくみていきましょう。
Amazon最安132円のウクレレストラップを注文
最近のAmazonはカオスです。検索窓に「ウクレレストラップ」と入力してみると、非常にたくさんのストラップが表示されます。
デフォルトの並び順では出てこないのですが、頑張って検索していると275円という衝撃価格のウクレレ用ストラップが見つかりました(注1)。
それがこちらのウクレレストラップ。
ただし、しょっちゅう値段が変わっていて「時価」という感じですね。
送料が別途90円かかります。
ちなみに、この激安ストラップは中国から直送されてくるため、到着までに相当な時間がかかりました。
このように中国発の国際小包で届きました。緩衝材等は入っていませんが、壊れ物ではないのでOKです。
うちでは9月5日に注文し、9月21日に到着しました。2週間強で届いたことになります。
ウクレレストラップに必要な機能をチェック
ストラップに求められる最大の機能は「楽器を確実に保持する」こと。その点、この激安ストラップは十分な強度を持ち、ある程度幅もあるので楽器を保持しやすく、まったく問題はなさそうです。
細かいことをいうと、縫製がやや雑で糸がほつれていたりしますが、使用上問題はなさそうです。
他には調節機能など細かい点が気になります。さっそくチェックしてみました。
長さ調節は十分。小柄な人から身長180㎝くらいまでOK
ネックストラップとしてはごくオーソドックスな長さ調節機能を備え、短くすると小柄な女性でも十分使えます。また思いっきり伸ばすと相当大きな人でも大丈夫です。
また、調節はプラスチックのハックル(8カン)を使います。オーソドックスな方法で、パーツに不備などは感じられませんでした。普通にしっかりしています。
ウクレレに引っ掛ける部分はやや心配
ネックストラップはどれも、先端のフックをウクレレのサウンドホールに引っ掛けることで楽器を保持します。問題はその材質です。
比較のために撮影したaNuenueのネックストラップ(右側)は、金属のフックを採用し、ウクレレのボディーに傷がつかないように布(編み込んだ糸)で覆っています。
一方、275円激安ストラップは、プラスチックむき出し。
簡単にボディに傷がつくわけではありませんが、急いで着脱しようとした時など、何かの拍子に傷がつく恐れはあります。また長期間、日常的に使用していると、いずれ傷がつきそうな感じです。
形状的にも着脱がしやすいとはいえない微妙な形。そのあたりはマイナス点になりそうです。
比較対象
結論としてこれを買うべき人は?
結論としてこのストラップは、「通常ストラップなんてしない」という人の緊急避難用に用意しておくのが正解ではないかと考えています。
丸めるとコンパクトなので、ウクレレケースに入れっぱなしでも気になりません。もし万が一みんなの前で、立って演奏するような機会が突然来たら、その時ケースから取り出してウクレレをホールドしてあげてください。
ネックストラップの使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。
このウクレレストラップのライバルとは?
ギターのように肩から掛けるショルダーストラップと違い、ネックストラップはメーカー純正品でも高くはありません。Famousのストラップでも1500円以内で購入できます(一部にもっと高いものもあります)。
また、性能の差も出にくい商品です。
そこで、ネックストラップ選びは見た目の好み優先でまったく問題ないといえます。パイナップル柄、ペイズリー、ハワイアンなモンステラ柄などなど、デザインは様々です。
ここではちょっと良さそうと思う商品をあげてみます。これにこだわらず、いろいろと探してみてください。
以上、激安ストラップ事情をお届けしました。
本気でがっつりウクレレを弾く人も、そうでない人も、かわいいストラップ選びを楽しんでください。