広告 ウクレレ選び

ウクレレ「最初の一本」は最低7000円のソプラノから。2万円あれば国産ウクレレが買えます

「初めて買うウクレレの予算がわからない」という場合は、7,000円~5万円を目安にしておきましょう。

約7,000円で買えるEnya EUS-25Dは音程も正確で弾きやすいウクレレです。

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ただし、「いい音」まで求めるとなると、もう少し高いウクレレがおすすめです。「2万円出すと、かなり音がしっかりしてくるぞ!」という予算感です。

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いずれにしても、最初の一本は人と違うものではなく、超定番から選んでください

マニアックなメーカーや、ちょっと変わったサイズや形のウクレレは、2本目を買う時に実店舗でしっかり試奏してから買うのがおすすめです。

また、ウクレレを買ったら以下の記事もぜひ読んでみてください。

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ウクレレ「最初の一本」を選ぶポイントを解説

ウクレレを選ぶ時、本当は大きな楽器店や専門店で実際に弾いてみるのがベスト。しかし、まだあまりウクレレが弾けない段階では試奏して選ぶのは難しいでしょう。

そこで、超定番モデルから選ぶのが安心なのです。

この記事では、コスパや品質に定評がある8本のウクレレを紹介しました。いわば「テッパンのおすすめ初心者モデル」です。

この記事では、全てサイズや形や材質がポピュラーなタイプ、つまり人気があるブランド、サイズ、材質のウクレレを集めています。

人気があるのはつまり「いいウクレレだから」です。しかもたくさん流通している分、価格も控えめです。「普通だけどいい」というウクレレこそ、最初の一本に向いていますよ。

サイズはソプラノがおすすめな理由

ウクレレのサイズ解説(ソプラノ、コンサート、テナー、バリトン)
ウクレレのサイズの違い

ウクレレには4つのサイズがあります(特殊なものをのぞきます)。

その4つうちバリトンというサイズはチューニングが違うので、ちょっとおすすめできません。

残りの3つのサイズはソプラノ、コンサート、テナーといいますが、その中で一番小さい(一番スタンダードな)ソプラノがおすすめサイズ

ではなぜ、初心者にはソプラノがいいのでしょうか。

  1. 一番たくさん流通している
  2. 一番値段が安い
  3. 一番機種が豊富で選べる
  4. 最終的にはソプラノが1本ほしくなる

ソプラノをすすめる理由はいろいろありますが、ざっくりまとめてしまうと「一番安くてたくさん流通しているので、初心者向けのいいウクレレが手に入りやすい」というのが第1のポイント。

またコンサートサイズやテナーサイズを使っていても、いつか必ずソプラノもほしくなります。小さくてかわいいのに、コード演奏ではすごく使える楽器だからです。

どうせいつか買うわけですから、最初から「ソプラノのちょっといいやつ」を買っておくのが正解です。

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一方、「そうは言ってもコンサートサイズも気になる!」という場合は、以下の記事で詳しく解説しています。

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形はスタンダードがおすすめな理由

左がパイナップル、右がスタンダード

ウクレレの形は主に2つ。ギターのような型(スタンダードと呼ばれるタイプ)と、ずんどうでかわいいパイナップル型です。

どちらがいい悪いということはないのですが主流はスタンダードタイプ。たくさん作られているので、探せば必ずいい商品がみつかります。1本目のウクレレは、普通にスタンダードタイプから探しましょう。

木材はマホガニー中心に考える理由

ウクレレに使われる木材は非常に種類が多く、ギターよりもバリエーションに富んでいます。そのなかでも、初めての一本におすすめするとしたらマホガニーでしょう。

今から110年ほど前、アメリカ本土でマーチン社が作ったウクレレにはマホガニーが使われていました。

その後、マホガニーはハワイアンコアとともにウクレレ用木材として定着。伝統のマホガニー材なら、安心して使用することができます。

ウクレレの木材について、より深く知りたい場合は以下の記事もおすすめです。

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ウクレレの弦を巻く「ペグ」が重要な理由

ウクレレの弦を巻く部品の事をペグと呼びます。他にもいろんな呼び方がありますがとりあえずペグと呼んでおけばOKです

このペグには主に2つのタイプがあります。1つは昔ながらのストレートペグ、もう1つはギターと同じようなギアペグです。

上がストレートペグ、下がギアペグ

とくに初心者のうちは、ギアペグが安心です。ギアペグの方がゆっくり巻き上げてくれるので合わせやすく、一度チューニングしたらズレにくいという特徴があります

この記事で紹介した7つのウクレレも、大半がギアペグを採用したモデルです。

ストレートペグはフリクションペグとも呼ばれます。

初心者向け!ウクレレのメーカーをざっくりガイド

ネットでは楽器専門店では見かけない、謎メーカーの製品もたくさん売られています。最近はウクレレを作るメーカーが乱立気味で、現物を見ないと怖くて選べない状況になりました。

そこで、製品のクオリティに定評があるウクレレブランドをいくつかピックアップしました。最初の一本は、こういったブランドから選んでみてください。

高品質ながら価格をおさえた国産ウクレレ

日本産のウクレレもたくさん種類がありますが、最初の一本にオススメできるブランドといえばFujigenとFamousの2つが代表格でしょう。

なかでもFujigenは有名な弦楽器ファクトリーで、あのFender社がFenderジャパン設立を認めたことは有名なエピソードです。

そのFujigenの中でも低価格ラインのPupukeaウクレレは、ダントツのコストパフォーマンスを誇っています。

もうひとつ国産ブランドをあげるとしたら、ウクレレの人気が低迷した1980年代にも唯一ウクレレを作り続けてきたFamous。楽器としての完成度という点ではFujigenに一歩譲りますが、Famousウクレレも高いクオリティーを誇ります。

おすすめ海外ブランドについての基礎知識

低価格でしっかり作られているウクレレならKALAやLehoが有名です。いずれも中国の工場で製造されていますが、値段の割に完成度が高い楽器を製造しています。台湾発祥のブランドaNueNueもオススメです。

そのほか、以下のようなブランド名を覚えておけば、その中からいいウクレレを見つけることができるはずです。

Famous日本でウクレレがまったく売れなかった時代にも作り続けた老舗のジャパンブランド。日本製なのに安くてお得感あり。
Fujigenメイドインジャパンの高品質を5万円以下で手に入れるならFujigenのPupukeaがおすすめ。
Leho中国製造ですがハワイ発のブランド。最安ラインのMyLehoはダメですが、それ以外の機種はかなりいいです。
aNueNue2010年代に日本に上陸したとき低価格高品質で衝撃が走ったブランドで、現在は国際的にも有名。
Enyaいわゆる中華ウクレレのイメージを覆し、世界的に認められるブランドに成長。コスパでEnyaに勝てるブランドはめったにありません。
KALAアメリカ本土でシェアを拡大し、その後ハワイに上陸。ハワイでも市民権を得たブランドです。製造は中国ですが、高品質・低価格が魅力です。
Martin世界的なギターブランドのMartinは20万円台、30万円台のウクレレもラインナップ。しかし、うまくさがせば5万円台でS1-ukeが買えることもあります。

実際にはもっとすごいブランドがいくつもあります。ハワイのブランドならKamaka、Ko'Alohaなど。日本ならAsturiasなどなど。しかしここでは、4万円以下の良品をラインナップする、入門向けブランドを紹介しています。

その他のウクレレのブランドについては以下のページにまとめました。

価格帯別おすすめのウクレレ8選

ここでは、価格帯別におすすめのウクレレを8本紹介します。テッパンのおすすめウクレレですが、バリエーションは豊富でなく、むしろ似たような傾向の8本です。

おすすめ条件に合うものを選ぶと似てくるんですよね。

違うのは価格帯。値段が上がるとクオリティーも上がっていきますから、おサイフと相談して選んでください。

どれを選んでも、失敗はありません。必ず、楽器としてしっかりした性能が出ています。

7,000円で買えるコスパ最強のウクレレ2本

1万円以下で買えるウクレレは、中国メーカーの独壇場。その中でも中国最強ブランドのEnyaと、Elvisをピックアップしました。いずれも、安くてちゃんとしている優等生ですが、それぞれ特徴があります。

Enya EUS25D

世界のウクレレ市場を席巻しつつあるEnyaの入門モデル。トップにマホガニーの単板を使い、すっきりとやさしいサウンドが特徴です。弾いてみて感じるのは「弦が柔らかくて弾きやすい!」という点。音は少し小さめです。

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ELVIS U100S

こちらもかなり売れているELVISの入門モデル。マホガニー合板なので、Enya EUS-25Dよりスペックは少し劣りますが、弾いてみると、決して悪い音ではありません。

また、イタリア製のAquila弦を張っており、よく鳴るウクレレです。

音の鳴り(大きさ)ではEnya EUS-25Dより上で、仲間と合奏(アンサンブル)する場合におすすめです。

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約2万円で狙える国産のウクレレと強力なライバル

2万円前後から国産の楽器が狙える! というのはウクレレの特権。バイオリンや管楽器では考えられませんよね。

この価格帯では、合板ながら国産のモデルを選ぶか、海外有名ブランドの単板のモデルを選ぶか? という判断になります。

Famous FS-1G

2万円で買える国産ウクレレなので、当然人気の商品です。上のキワヤ公式動画でわかるとおり、ほどほどにシャープでほどほどにウクレレらしく、文句のつけにくいサウンドです。何を弾いてもそこそこハマる、という優等生感はさすがFamous。マホガニー合板ですが、国産なので丁寧につくられています。

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aNueNue aNN-S3 Solid Mahogany

台湾ブランドのaNueNueだと2万円で単板(ソリッド)のマホガニーになり、材質がワンランクアップします。じつは細部を必死で見比べてみても、Famous FS-1Gに負けていません。試奏してみると好き嫌いのない素直なサウンドで、オールマイティーに使えます。

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3~4万円で狙えるコア材の国産ウクレレとライバル

予算3万円になると選択肢が広がります。FamousのFS-5Gなら木材がハワイアンコアになり、サウンドが少しゴージャスに。一方でハワイの高級ブランドが展開するサブブランドも狙える価格帯になります。

Famous FS-5G

見た目はFS-1Gと似ていますが、FS-5Gは合板ながらハワイアンコアを使っています。この2本を弾き比べると、FS-5Gのほうが華やかで抜けのいいサウンドで、音の厚みも感じられます。値段分しっかりワンランクアップしていると感じますし、国産ならではの作り込みのよさも魅力です。

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PONO MS SOPRANO UKULELE Mahogany Series

ハワイの有名ブランドKo'olauが展開するサブブランドがPONO。木材はオール単板のマホガニーで、非常にコスパが高いのが特徴です。紹介しているのはストレートペグのモデルですがギヤペグのものもラインナップされています。

安くても「ちゃんとハワイの音がする!」というのがおすすめポイントです。

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ハワイの有名ブランドのサブブランドは、どれもすごいコスパで音も抜群。なかでもKo'olauサブブランドのPONOはお得感が大きいです。

Shima UKULELE JS Soprano

価格的には4万円近くになってしまうものの、ぜひ紹介したい!と思うのがこのウクレレ。あのジェイク・シマブクロと弟のブルースが販売するブランドShima UKULELEのソプラノ・ロングネックモデルで、高価な材料を使わないかわりに、演奏性と音にこだわって作られています。

サウンド的にはやさしく美しい音で鳴りますし、伴奏にも、難しいソロ演奏にもしっかり対応できます。

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5万円で日本が誇るFujigenのウクレレを買う

日本の弦楽器ファクトリーの中でも、世界的に高い評価を得ているFujigen。きわめて高品質なウクレレを作っていますが、なかでもPupukeaというラインはコスパが高く、マホガニー単板のウクレレが5万円前後で手に入ります。この価格で日本製で、この音と品質であれば、誰もが納得。上級者になっても使えます。

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とりあえずPupukeaを持っていれば「おっ!やるな」と思ってもらえることは確かです。

筆者がたくさん経験したウクレレ購入の失敗体験

筆者が最初にウクレレにはまったのは2007年ごろ。今ほど情報がない中で、いろんなウクレレを買って失敗しました。

この記事の真逆のことをしていたのも敗因でした。

つまり、①あまり人の意見を聞かず(当時は聞く相手もいなかったので…)、②変わったウクレレを探して購入し、③テナーサイズに飛びついたりして大失敗……。

その時の反省から、やはり最初の一本にはスタンダードサイズで定評のあるモデルが一番! と考えています。

安いウクレレにいい楽器はほとんどなかった(超重要)

安ウクレレもたくさん買ってみましたが、当然ながらいいものはありませんでした。たとえYouTubeで有名な人がすすめていたとしても 5,000円以下のウクレレは楽器として使い物になりません

初心者こそ、音程がしっかりしていて正しい音が出る楽器を使う必要があります。それが上達の必須条件だからです。

そう考えると予算はやはり最低でも7000万のEnyaかELVIS以上ということになりますね。

最近の有名中華ブランドはクオリティ高いですよ。

まとめと「最初の一本」に本当におすすめなベスト3

この記事をまとめると 初心者は定評があるスタンダードなウクレレの中から 予算に合った一本を選ぶのがベスト

まだウクレレを弾けない 時点では 楽器店で弾いてみて良いものを選ぶというわけにはいきません。そこで自分の代わりに誰かが弾き込んだうえで「このウクレレなら間違いない」と、定評があるものを選びましょう。

おすすめの8本からあえてベスト3を選ぶとしたら、以下の3本を推します。そして、予算さえなんとかなればPupukeaウクレレにしてください。これなら一生使えます。

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