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モゲチェックは怪しい?住宅ローンが月々1万円安くなる秘密は?

出典:株式会社MFSプレスリリース

住宅ローンが100~200万円安くなるのが当たり前だ……。

しかも無料で利用できるサービス」と聞くと、確かに怪しく感じますよね。

この記事では不動産業者の目線で判断し、さらにユーザーとして使ってみたうえで、住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の全体像を解説します。

結論としては、実際に金利が安い住宅ローンを選べますし、個人情報管理も徹底しているので、使っておいた方が有利です。

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もし提案に興味がなければキャンセルもできます

ほぼすべての大手銀行やネット銀行と提携し、高い精度で「住宅ローンがいくらまで借りられるかわかる」「どの銀行で何%の確率で審査に通るかわかる」というのは、実は日本で唯一のサービスです。

なぜモゲチェックを使うと月々1万円も安くなるの?

35年償還、ボーナス払いナシで試算

上の図は、3000万円を35年償還で借り入れした場合の比較。金利1%と金利0.3%では支払総額が約396万円違うことがわかります。

月々の返済は約1万円の差が出てしまいます。

そこで、モゲチェックでは次のような提案を行っています。

  1. 新規借り入れなら最初から最も有利な銀行を選ぶ
  2. 住宅ローンを借りている人は借り換えで家計を節約

これだけで月々1万円の差が出るとしたら、やらないのはソンです。

これまで面倒だった借り換えの手続きも、その多くをモゲチェックに丸投げできます。

新規借入の場合も、最初から借り換えの必要がない「ベストな住宅ローン」を提案してもらえるので、「住宅ローン選びに失敗した」と感じるリスクが激減します。

金融機関によって大きく異なる「金利」の問題

この図のように、住宅ローンの金利が高い金融機関は融資審査がゆるめで、金利が低い金融機関の審査は厳しい傾向があります。

モーゲージバンクといって、フラット35等の住宅ローンを専門に取り扱う金融機関(アルヒや日本モーゲージサービスなど)は、審査がゆるい傾向があります。

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「ゆるい」と言ってしまうと語弊があるのですが、ここではざっくり「ゆるい」と考えることにします。

たとえば自営業の方でも、フラット35は比較的借りやすい傾向があります。

一方、0.3%前後の超低金利で借入ができるネット銀行、メガバンクは審査が厳しい傾向があります。

一流企業に勤めていたり、公務員であったりという、いわゆる「属性」も重視されます。

ものすごく儲かっていてお金持ちなら低金利で融資してもらえる……とも限らず「自分はどの金融機関で借り入れできるの?」という判断は不動産のプロでも迷うところです。

しかも、銀行選びで住宅ローンの返済額に大きな違いが生まれてしまいます。

実際に計算してみると500万円の差が出る場合も

3000万円借り入れした場合(35年償還)

極端な例ですが、モーゲージバンクとネット銀行を比較すると、35年借り入れした時の総額が674万円も違ってしまいます。

ここまでの落差でなくても、銀行選びに何の対策もしていない人と、しっかり対策した人との間で500万円の差が付いてしまうことは珍しくありません。

必ずしも一流企業でなくても、堅実な会社に勤めている場合は、銀行や金利を選ぶ事で家計を大幅に節約できる可能性があるのです。

その他にモゲチェックでできること

そんなモゲチェックのメリットはたくさんありますが、最大のポイントは……

  • 「どの銀行が自分にとって最適なのか」わかる
  • 「総額でいくらローンを減らせるか」わかる
  • 「月々の支払いをいくら減らせるか」わかる
  • 団信含めてベストな銀行を教えてもらえる

という点です。

ちなみに知人のケースで試算すると、auじぶん銀行が最適で、ローンの総額を202万円減らすことができ、月々の支払いが8,000円安くなるとわかりました。

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ここまでならAIが10秒くらいで答えを出してくれます。

また、AIでは対処できないことがあれば、住宅ローンに詳しい職員がバックアップしてくれるのもポイントです。

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しかも無料で使える仕組みなのです。

ポイント

上記は「住宅ローン借り換え」のケースですが、住宅ローンを新規に借り入れする場合、最初からモゲチェックを使っておくと100万円単位で支払総額を圧縮できる可能性があります。

モゲチェックが怪しいといわれる理由は? そして実際は?

ツイッター上で「モゲチェックってサービス名も怪しいし…(中略)…ちゃんと申し込みするの不安で数ヶ月放置してた」という人がいました。

このように「名前が怪しい」という印象をもつ人は、けっこういると思います。

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確かに最初は「モゲって?」と気になりますよね。

モゲチェックの名前の由来は、住宅ローンを表す英語のモーゲージ(Mortgage)。それにチェック(Check)を組み合わせて、よりよい住宅ローンを見つけるというサービス内容を表しています。

もうひとつ「怪しい」と思われるのは、無料である点です。

無料なのは個人情報を集めているからだ、と思い込んでいる人がいますが、違います。モゲチェックの運営会社は貸金業の登録までしているので、実は銀行並みに厳しい個人情報管理を義務づけられています。

では、サービスを無料で提供できる仕組みを見ていきましょう。

モゲチェックは本当に最後まで無料で使える?

モゲチェックが無料で使える仕組み

実は、昔は成功報酬で料金がかかるサービスでした。

そのため今でも「最終的にお金を取られる」と思い込んでいる人がいます。

しかしモゲチェックは年々サービス内容を改善しており、2019年からは完全にオンライン相談に切り替え、原則無料になりました。

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そして現在では、完全無料になっています

無料で運営できる理由は、モゲチェックがメガバンクをはじめとした多くの銀行が支出する広告費で運営されていること。

銀行は「モゲチェックが自社に適したお客さんを紹介してくれるなら、広告費を支払おう」と考え、その費用を負担しています。

運営元の株式会社MFSは住宅ローンのプロ集団

ではなぜ、銀行がモゲチェックに資金を支払い、また機密事項ともいえる「審査情報」を提供しているのでしょうか?

モゲチェックの運営会社である株式会社MFSは、CEOの中山田明氏をはじめとして、多くが金融・住宅ローンのプロ集団です。

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残りの大半はITなどテクノロジー関連のプロフェッショナルですね。

中山田氏は新生銀行やSBIモーゲージ(現アルヒ)の取締役を経て独立。「真にユーザーサイドに立った新しいフィナンシャルサービスを作る」ことを理念として会社を設立しました。

その結果、モゲチェックは月間1500件の住宅ローン申込みを獲得しています(2021年実績)。多くの銀行は、モゲチェックがプロ集団であり、良質な顧客を安定して紹介してくれることを評価し、提携しています。

NHK「クローズアップ現代」など多数メディアが報道

モゲチェックはこれまでに、NHKの「クローズアップ現代」や、フジテレビの「news イット!」、テレビ朝日の「グッド!モーニング」、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」など、多くのテレビ番組で紹介されました。

日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞、週刊東洋経済などの新聞・雑誌にも取材を受け、掲載されています。

こういった点からも、安心して利用できると判断できます。

モゲチェックにもデメリットはある?

もちろん、モゲチェックといえども完璧ではありません。デメリットや弱点も存在します。

地方銀行では提携していない事もある

モゲチェックは700社以上の金融機関と提携していますが、すべての銀行と提携しているわけではありません。

日本の金融機関の数は約1540件で、農協などを除くと880件ほどになります。

地方銀行や信用金庫にはモゲチェックと提携していない所もあるので、どうしても地銀や信金が使いたいという場合は、希望の金融機関を紹介してもらえないかもしれません。

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その場合でも、モゲレコの金利を地銀との金利交渉のツールに使えます。

必ず借り入れできるとは限らない

当然ですが、住宅ローンには審査があり、誰でも必ず借りられるというものではありません。また、金利が安い銀行ほど融資対象を絞る傾向があり、必ずしも超低金利の銀行を紹介してもらえるとも限りません。

しかし「どの銀行で、何%の確率で審査に通るか」がわかるので、それを参考にして銀行を選ぶ事ができます。

対面ではなくオンライン相談のみ

サービスをスタートした時のモゲチェックは、対面でのサービスを中心としていました。

サービス内容を改善し、高度化する流れの中で、残念ながら対面相談は廃止されてオンラインでの相談のみになりました。

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ここは無料化にあたって効率を優先した部分なのでしょう。

そうはいっても、オンラインのチャットのみではありますが、住宅ローンについての幅広い相談をすることができます。

たとえば借り換えのつなぎ融資の相談などもできるので、実際の銀行窓口と変わらないアドバイスを受けることができます。

実際にモゲチェック(モゲレコ)を使ってみた

モゲレコ入力の流れ(公式サイトより)

モゲチェックでおすすめの銀行・住宅ローンを提案してもらうのに必要な時間は約5分。次の3ステップで完了します。


  • メールアドレスを登録

    下のリンクから公式ページにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力。すぐに認証コードが送られてくるので、それをコピペすると登録できます。


  • モゲレコに情報を入力(5分)

    ログインしたら、マイページからモゲレコに必要な情報を入力。銀行からもらった償還予定表(返済スケジュールを書いた書類)が手元にあればスムーズです。


  • モゲレコの提案を確認

    入力が終わると、10秒ほどでAIがおすすめの銀行・住宅ローンを提案してくれます。おすすめの理由や審査に通る確率も書かれており参考になります。


銀行の償還予定表は、住宅ローンの契約時にもらっているはずです。その後も定期的に郵送で予定表が送られてくることもあります。

住宅ローン借り換えの場合は、入力がすむとすぐに「住宅ローンをいくら減らせるか」が表示されます。

新規借り入れの場合は、いちばんおすすめの住宅ローンや金利、月々の返済額、総返済額が表示されます。

モゲチェックのQ&A集

ここからは、モゲチェックについてのよくある質問と回答をまとめました。

利用したら必ず借り換えないといけない?

モゲレコやアドバイザーからの提案を受けても、不要なら借り換えをしなくてもかまいません。

新規借り入れについても、必ず利用しないといけないわけではありません。

モゲレコの提案を見てみて「メリットがあるな」と感じたら利用する。魅力がないなと感じたら利用しないという判断で問題ありません。

やりとりはオンラインのみ。なので、電話で営業されるような心配もありません。その点、非常にクリーンなサービスです。

モゲチェックはキャンセルできる?

モゲチェックに一度申し込んでも、キャンセル可能です。また、退会方法は次の章にまとめました。

モゲチェックの退会のしかたは?

一般的にネット上のサービスは「退会のしかたがわからない!」と、困惑しがちですが、モゲチェックはわかりやすく表示されています。

トップページ下部の「Q&A」をクリックすると「退会について」という項目があり、そこをクリックすると退会方法がわかります。

「よくある質問」右下に表示されています

結論から言うと、以下のフォームに「お問い合わせ内容」という項目があるので、そこで「サービス退会について」を選択したうえでフォームメールを送信します。

モゲチェックの悪い口コミ、あえて集めました

モゲチェックの口コミを検索してみると、それほどたくさんあるわけではなく、また良い口コミが多かったため、ここではあえて「悪い口コミ」を集めてみました。

不動産屋の提携ローンのほうが条件がよかった

名無し不動さん

みんな安い金利で借りれていいな。七大疾病団信入れて0.73で借りたよ。
四月に転職したてだったから不動産屋の提携ローンか一番条件良かった。
モゲチェック登録して紹介できる銀行、フラット35しかなかったし。

出典:5ちゃんねる

「提携ローン」というのは不動産仲介業者が銀行と提携し、金利優遇など有利な条件設定としている住宅ローンのことです。確かに提携ローンの方が有利な場合もあるかもしれません。できればそちらも確認しておきましょう。

提携ローンの方が安かったということなら、何らかの人為的な調整を行った可能性も。たとえば「父親を連帯保証人に加えるから金利を下げて」といった交渉も考えられます。

ただ、提携ローンの金利は本当にピンキリなので、モゲチェックのおすすめをまず見ておき、仲介してくれる業者に条件を出してもらうのが安心です。

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そういう形で「ちゃんと比較する」というのも大事ですね。

モゲチェックを使ったけど信用情報に載るか心配

updさん

何も考えずモゲチェックという住宅ローンを一括で審査してくれるところに登録して審査しました。
どの銀行で審査したか分かりません。
この審査結果は信用情報に載ってしまうのでしょうか?

出典:Yahoo!知恵袋

個人情報を心配する書き込みは他にもいくつかありました。個人情報保護を心配する人は多そうです。

モゲチェックを使ったからといって、信用情報が書き換えられることはありません。ただ、問い合わせがあった記録だけが残ります。またこの時点ではどの銀行にも個人情報は渡っていません。

たとえば下の口コミのように「個人情報を何かに利用しているのでは?」と考える人がいました。

個人情報を何かに使っているのでは?

ak……w1dさん

無料で金利良い住宅ローン紹介って、このサービスどうやってマネタイズするんだろ?って思ったけど、個人の機微情報がっつり集めて何かに利用してるんだろうな

出典:ツイッター

モゲチェックが個人情報を集めて何かに利用している……ということは考えられません。なぜなら、運営会社の株式会社MFSは貸金業の登録をしているからです。

銀行など金融機関と同等の個人情報保護を求められる立場にあり、またPマークを取得していることから、個人情報を通常の企業よりも厳重に管理していると考えていいでしょう。

「このサービスどうやってマネタイズするんだろ?」ということですが、銀行から広告費を受け取ることでマネタイズしています。

まとめ:5分でベストな住宅ローンを見つける

結論として、モゲチェックについてまとめると……

  1. 自分にとって最適な住宅ローンを提案してもらえる
  2. 銀行からの広告費で運用しており、完全に無料で利用できる
  3. 大多数の銀行から審査情報を提供されており、判断が正確
  4. プロのアドバイザーに相談することができ、幅広いアドバイスが可能
  5. 個人情報保護についても安心できる

といったサービスでした。

もちろんすべての面で完璧というサービスは存在しません。しかし、これだけ優秀で無料のサービスですから、まず登録して「どんな提案をしてくれるか」を見ておくべきでしょう。

その上で、他に思いつく金融機関があれば、モゲチェックのおすすめと比較するのがベスト。そうすれば本当に納得のいく住宅ローンが選べるはずです。

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