ウクレレソロは意外と敷居が低く、1か月くらい集中して練習すると2~3曲は弾けるようになります。
その反面、極めようとすると、何年かかっても弾きこなせない難曲もあります。
つまり……
- 無理せずゆるーく弾いてもOK
- 何年もかけて取り組んでもOK
どう付き合うかは自由ということ。そんな懐の深さも、ウクレレソロの魅力です。
記事後半に掲載した実際に弾いてみたウクレレソロのおすすめ無料楽譜も必見です。
ウクレレソロとは? どれくらい難しい?
ウクレレのソロはギターに比べて取り組みやすく、実はすぐに弾けるようになります。
反面、ギターより制約が多いウクレレを弾きこなすためには数多くのテクニックが必要になるため、極めるのには時間がかかります。
敷居が低く、しかし奥が深いウクレレソロ。「どこまでやるか」はあなた次第! ということなのです。
では「どこまでやればいいの?」と思いますよね。まずは奏法の難易度別に整理してみましょう。
ウクレレソロのスタイル別難易度この順番に練習していくと、無理なくウクレレソロをマスターできます。
もちろん、自分が納得するところまでステップアップすればOK。気軽に始めてみましょう!
親指一本で弾くやさしいソロ演奏とは?
親指一本のソロ弾きは、一番やさしい弾き方です。しかし、ポロロンという響きがいかにも「ウクレレらしい!」と感じられ、これが弾ければ十分楽しめます。
動画はU.Kazukiさんの「かえるのうた」。シンプルですが癒やされる演奏です。
実際、多くの教材で、親指一本のやさしいソロから練習をスタートしています。
一般的な教材では、弾き語りをマスターした後1か月で2~3曲のソロ演奏をマスターする構成になっています。
つまり「親指一本弾きのソロなら1か月で2~3曲弾けるようになる」と考えておいてOK。
代表的な教材は記事の少し後で紹介していきます。
「ウクレレソロがどれくらいで弾けたか」アンケート結果は?
当社でアンケート調査を行ったところ、まったくウクレレが初めての人でも「1か月以内にソロが弾けた」という人は約37%。「ゼロからはじめて半年で弾けた」という人が76.8%にのぼりました。
ウクレレの知識ゼロから始めても、短期間にマスターできていました。
ウクレレで弾き語りができる人であれば、やさしいソロ演奏はすぐに上達することがわかります。
ウクレレがどれくらいで弾けたかアンケート|関連記事
アルペジオソロもわりと簡単です
「アルペジオソロ」は正式名称ではありませんが、一部に使っている人がいる用語です。この記事では「アルペジオにひと工夫するだけで弾けるソロ」という意味で使っています。
アルペジオにちょい足しするだけで弾けるので、これも比較的敷居が低いソロ弾きです。
参考例として、パッヘルベルのカノンをベースにした練習曲をダウンロードできるようにしました。
Canon In D 練習曲これなら「アルペジオは弾けるけど、ソロはこれから……」という人も、すぐに弾けてしまうはずです。
動画ではリピートしていません。
クラシックギター風のソロ演奏
クラシックギター(クラギ)と同じく、右手の親指、人差し指、中指、薬指の4本の指を使って演奏します。アルペジオソロも、本来はこのジャンルの一部といえます。
クラギやアコギが弾ける人にとっては「簡単に弾ける!」と感じられるでしょう。ギターでは弦が6本あるのに対し、ウクレレは4本しかないからです。
上の動画はギター風のスタイルでウクレレを弾きこなす、津村泰彦さんのエーデルワイス。ラダー譜という独特の譜面を使ったDVD講座もあります(詳しくは以下にリンクした記事で解説しています)。
このあたりまで「ウクレレソロはギターより簡単だ!」と思えるのですが、ここから先は雲行きが怪しくなってきます。
ジャカソロ(コードソロ)
ジャカソロ(コードソロ)こそ、いかにもウクレレらしいソロの弾き方です。コードを弾きながらメロディーも弾いてしまうという弾き方で、1人しかいないのに2人以上で演奏しているような感じに聞こえます。
動画はKYASさんの「コーヒールンバ」です。ひとことで言えばこの人はヘンタイです。マネできなくてもかまいません。
コードを弾きながらメロディーも弾いていくため、右手も左手もトリッキーな動きになってきます。
反面、これが弾けるとかなり「かっこいい!」といわれるはずです。
全てを組み合わせたソロ演奏
ジェイク・シマブクロやハワイアンの有名なプレイヤーを見てみるとわかりますが、結局プロは、全部の弾き方を組み合わせてソロを弾いています。
- しんみり聴かせたいところは親指ソロで
- リズミカルに盛り上げるところはジャカソロで
- 荘厳な雰囲気を出すところはアルペジオソロで
……こんな感じで全てを組み合わせて「表現」するのがウクレレソロの世界といえるでしょう。
動画はジェイク・シマブクロの「Eleanor Rigby」です。やっぱりヘンタイですね。
ソロ演奏におすすめのウクレレは?
ウクレレソロには、ソプラノウクレレよりも、コンサートサイズやテナーサイズのウクレレが向いています。
その理由のひとつは、フレットの数。ソプラノウクレレの場合12フレットしかない機種もよくあります。一方、テナーサイズなら通常18フレット以上あります。
18フレットあればレ#まで出ますが、12フレットしかない場合はラまでしか出せません。
ここからは、実際に弾いたことがある(持っている)ウクレレの中でおすすめをピックアップします。
経験した範囲内でのお話なので、ほかにもいいウクレレがたくさんあると思います。しかし、値段についてはけっこう見えてくるものがあるのではないでしょうか?
「ソロでもしっかり使える!」と感じるウクレレは3万円台から。このあたりのめやすは、わりと全国で通用すると思います。
コンサートサイズのおすすめウクレレ Pupukea UF-C40
日本が誇る弦楽器ファクトリー「フジゲン」のサブブランドが「Pupukea」です。
メイド・イン・ジャパンで、このクオリティで、値段は5万円ちょっとです。マホガニーのオール単板で、長く使えるいい楽器です。
フレット数も19あるので、めったに困ることはありません。
マホガニーのウクレレは「甘い音」といわれますが、フジゲンが作るとひと味違う芯が通った音になります。
・フジゲンはとにかく信頼度高し!
・小柄な女性ならテナーよりむしろこのサイズ
・伴奏もソロもいける、優等生なウクレレ
テナーサイズのおすすめウクレレ Leho Fish
Lehoウクレレの初期に展開された限定モデル「Fish」。今回も限定ではありますが復刻され、クロサワ楽器を中心に販売されています。こちらは手に取りやすい3万円台後半の価格設定です。
もともとコスパが高いLehoの中でも「高コスパだ!」と感じるモデルで、ボディーはピンカドという硬い木材の単板。トップに目を引く魚(鯉)のインレイがあしらわれています。
サウンド的にはマホガニーに近いイメージで、オールマイティな感じ。音量はごく平均的なレベルです(1.5m先で測って80デシベル前後)。フレット数は18で、通常の演奏にはまったく問題ありません。
和風(アジア風)の魚のインレイが印象に残るウクレレです。音が良いウクレレは他にたくさんありますが、弾きやすい点が気に入っています。
・ジェイクが使っているのはこのサイズ
・これくらいの価格帯だとトップが合板じゃなく単板になるのもGOOD
・うちに何本かあるLehoは全体に弦高がちょうどよくて弾きやすい
ウクレレソロにおすすめの教材・教本は?
「ウクレレソロにおすすめの教材」とひと言でくくるのは難しいですが、ざっくりといえるのは…
- 初中級の人にはわかりやすい映像がカギ
- ジャカソロ攻略にはいいアレンジの楽譜がカギ
ではないかと思います。
特に初心者の方は「ここはどの指で弾く?」「右手がぐらぐらするのを防ぐには?」などなど、映像で見ないとわからないことがたくさんあります。
DVD講座やYouTube連動型の、わかりやすい教材がおすすめです。
比較するとYouTubeよりDVD講座のほうがわかりやすい傾向があります。YouTubeは講師自ら映像を制作しているのに対して、DVDは映像のプロが作っているからです。
初めてのウクレレソロならDVD講座
楽器がまったく初めて! という人を何人か見てきて思うのは「教えてくれる人がいないと、けっこうツボにはまる……」ということでした。
そこで「本当に初心者です」という場合は、DVDでしっかり解説してくれる通信講座が安心です。ほぼ全ての講座が弾き語りからスタートしますが、ソロ演奏も2~3曲マスターできます。
DVD講座については別記事で詳しく解説しているので、ぜひ参照してみてください。選ぶなら不明点をどんどん質問できる講座が安心です。
弾き語りはもうできるよ! という人には前半が無駄に思えるかもしれませんが、しっかりした講座でおさらいをしておくと、意外と勘違いしている点に気付いたりします。
少し自信がある人には鈴木智貴さんの本がおすすめ
最近人気急上昇中の鈴木智貴さんの『買ったその日にスグ弾ける! ソロ・ウクレレBOOK』がおすすめです。YouTubeに連動していて、わかりやすく工夫されています。
ただしソロに挑戦するのはこの本の34ページ目からで、「買ったその日にスグ弾ける」のは、ごくかんたんなメロディです。
レベル的には知識ゼロの人ではなく、「ちょっとウクレレが弾けるよ」「ギター弾けるよ」という人におすすめします。
ジャカソロやアルペジオの解説もあります。「ドラえもん」「ルパン三世のテーマ」「空も飛べるはず」といった魅力的な課題曲で、練習にも前向きに取り組めます。
ジャカソロ入門ならカマテツさんの本
ジャカソロ入門といえばこの本、というくらいみんな練習していたカマテツさんの『究極のウクレレ・ソロ ジャカソロ』。特殊なストロークやミュートのしかたなど、ハイテクの基礎知識を17の練習曲に詰め込んでいます。
とりあえずこれを読んでおけばジャカソロがわかる、という感じの名著です。残念ながら絶版ですが、Amazon、楽天などで常に古書が販売されています(初版は2005年)。
本格的にジャカソロに取り組む予定の人は、早めにゲットしておいたほうがいいかも? 最近出ているジャカソロ本は、ちょっと売れ筋を狙った初心者向けで、やや歯ごたえがないような気がします。
初心者向け!ウクレレソロの練習方法
いろいろなウクレレ教本を集めてみて、ソロの練習ステップはほぼ次の通りの手順だとわかりました。
- まず単音でメロディを弾いてみる
- 簡単な楽譜の読み方を学ぶ
- ソロの楽譜を弾いてみる
ウクレレの指板のどこにドレミがあるか?
まず、ウクレレの指板のどこにどの音があるのかを見ておきましょう。よく使うのは緑で示した部分です。
念のため見ておきたいのは「1弦と4弦に同じ音がたくさんある」という事です。
1弦の3フレットのドと、4弦5フレットのドは同じ音です。ウクレレのソロでは意外と4弦を多用するので、この点を知っておくと、楽譜を見た時に「そういうことか」と理解しやすくなります。
ウクレレの指板上の音(ドレミの場所)や楽譜の読み方について、詳しくは関連記事で解説しています。
ウクレレソロの楽譜の読み方(入門編)
とりあえず、五線譜は読めなくてもOKです。音の長さ(音価)はわかったほうがベターですが、わからなくても参考音源を聴いて練習すれば問題ありません。
絶対覚えないといけないのは、タブ譜の読み方です。
上の図は「クレイジーG」の出だしですが、TABと書かれた方に注目してください。線が4本ありますが、これは上から順に、1弦・2弦・3弦・4弦を表しています。
ということは、このように1弦の2フレット、3弦の2フレットを押さえて、0と書かれた2弦・4弦はどこも押さえずに鳴らせばいいわけです。
このようにしてタブ譜が読めさえすれば、ウクレレソロの練習はできます。
楽譜の詳しい読み方を知りたい場合は、以下の記事を参照してください。
ウクレレがすぐ弾ける楽譜の読み方|関連記事
親指一本の簡単なソロを弾いてみよう
楽譜を下のボタンからダウンロードすると、すぐに弾ける「かえるのうた」を練習してみましょう。
「かえるのうた」楽譜ダウンロードすべて親指のダウンストロークで演奏できます。たぶん、練習を始めて15分もあれば弾けているはず。
これが、ウクレレソロの入口になります。
ネットで見つかるウクレレソロの無料楽譜
ネット上でもウクレレの楽譜はたくさん見つかります。たとえば以下の記事は、8000曲以上の楽譜がPDFでダウンロードできるリンク集になっています。
しかし、ネットの楽譜は玉石混交で「探してもなかなかいい楽譜が見つからない!」と感じるのも事実。
そこで、ここからは「実際に弾いてみたおすすめ楽譜」をジャンル別にピックアップしていきます。
ウクレレの通信講座でソロが弾けた! という人は、難易度★1つから挑戦し、少しずつ難しい曲に挑戦してみてください。
「ネットの無料楽譜だけでもそこそこいけるな!」と感じるはずです。
記事中、特に表記していない場合はHigh-G用の楽譜です。
オールジャンルでおすすめの無料楽譜
個人的に「無料楽譜の中でベスト」と思っている「Guava Jam」を筆頭に、弾いてみたけどこれならおすすめ! と思える楽譜へのダウンロードリンクを掲載しています。
海外のサイトも多いですが、英語は読まなくてもぜんぜんOK。すぐに見つかる探し方も掲載しておきます。
Guava Jam(難易度:★★★)
Ka'au Crater Boysの「グアバ・ジャム」をウクレレソロにアレンジした譜面。ウクレレらしく軽快で、アレンジの完成度も高くおすすめします! 難易度はやや高めですが、個人的にもよく弾いている大好きなアレンジです。
上の動画はたぶん若い頃のオルドリン・ゲレロさんだと思うのですがドミさんアレンジのGuava Jamを弾いています。むしろドミさんよりうまいです。
Guava Jam|Live Ukulele
上記リンク先からブラウザで「Guava Jam」と検索するのが最速の探し方です。
実はこの曲、鈴木智貴さんも独自のアレンジで弾いています。でもこの楽譜のアレンジと似た感じで、もしかしたら参考にしたのかもしれないですね。
12番街のラグ(難易度:★★)
ウクレレでよく演奏される曲「12番街のラグ(12 Street Rag)」のソロアレンジ。イギリスの8notes.comで無料印刷することができます。
弾き方解説がないので断言できませんが、ジャカソロとして弾くのが正解だと思います(参考音源はあります)。
12 Street Rag|8notes.com
楽譜は上記リンクを開くとすぐ見つかります(上の方にあります)。
故郷(難易度:★)
童謡の「故郷」の楽譜をウクレレ奏者の鈴木智貴さんが公開してくれています。シンプルで初心者でも弾けるアレンジですが、いい雰囲気のアレンジです。
Low-GでもHigh-Gでも、どちらでも弾けます(High-Gがおすすめ)
故郷|YouTube Workshop
上記サイトを開いたら、ブラウザで「故郷」と検索してください。もしくは思い切って下の方にスクロールすると見つかります。
ビートルズのウクレレソロアレンジ無料楽譜
ビートルズの楽譜は海外のサイトを中心にたくさん見つかりますが、ほとんどが弾き語り用のコード譜です。
ここでは弾いて楽しく、原曲の雰囲気も残したソロアレンジの楽譜を集めました。
Yesterday(難易度:★★)
ハーブ・オオタさんのアレンジをベースにドミネーターさんがさらにアレンジしたバージョン。楽譜ダウンロードページにあるMidiファイルを聴くとイマイチに思えますが、ゆったりめに弾いてみると、非常にいい感じです。
Yestarday|Live Ukulele
Midi音源よりゆっくりめに演奏してください。
Norweigian Hideway(難易度:★)
Norweigian Hideway(「ノルウエーの森」)のウクレレソロ。やさしいアレンジなので、これからソロをマスターする人の練習曲にもおすすめです。
Norweigian Hideway|Finger Style Rules
完成度が高いとはいえない楽譜ですが、弾きやすく手頃な点がおすすめです。
ロックのウクレレソロアレンジ無料楽譜
海外を中心にロックやロックンロールのウクレレソロ楽譜もいろいろと見つかります。
ただ、レベルはかなりバラバラなので、ある程度しっかりしたものを選びました。
La Bamba(難易度:★★)
ジャカソロアレンジのLa Bambaは、シンプルなのにちょっと手ごわい部分もあります。この楽譜もウクレレ奏者の鈴木智貴さんが無料で公開してくれています。
La Bamba|YouTube Workshop
上記サイトを少しだけスクロールすると動画解説と楽譜が見つかります。鈴木智貴さんの解説は詳しくてわかりやすく、ジャカソロ入門にも超おすすめです。
Don't Worry Be Happy(難易度:★)
ボビー・マクファーリンのDon't Worry Be Happyのオリジナルソロアレンジ。原曲の雰囲気があり、しかも簡単でおすすめですがLow-G用です。
Don't Worry Be Happy|Ukulele Go
High-Gでも弾けなくはないですが、ちょっと違和感があるかも。
Tears In Heaven(難易度:★★★)
エリック・クラプトンの名曲Tears In HeavenをPaul Loungoがアレンジし、それをドミネーターさんがコピーした楽譜です。
Tears In Heaven|Live Ukulele
リンク先のページで「Tears」などで検索するとすぐ見つかります。
楽譜と一緒にリンクが貼られているPaulの動画は2007年頃の古い映像ですが、かっこいいですし、演奏の参考になります。
クラシックのウクレレソロ無料楽譜
クラシックのウクレレアレンジは、国内・国外ともにたくさん見つかります。ただ、意外とLow-Gが多いのが難点。
ここではHigh-Gで弾ける、かっこいいクラシックの楽譜を集めました。
バッハ Sonata No.1 in G Minor(難易度:★★★)
バイオリンのための無伴奏ソナタ ト短調の第4楽章をウクレレソロにアレンジした楽譜を、ハワイのウクレレショップTHE UKULELE SITEが公開しています。
動画を見るとひるんでしまうくらい難しそうですが、実際弾いてみると印象より少しだけやさしく、がんばれば弾けてしまうかも? これが弾けたらかっこいいですよ。
Sheet Music|Ukulele Site
上記のリンクを開いたら「Bach」で検索するか、ページを3分の1くらいスクロールすると見つかります。
動画とPDFの楽譜があります。
ノクターン(難易度:★)
鈴木智貴さん提供の無料楽譜。ショパンのノクターンを初心者向けにアレンジしていますが、弾きやすく美しいのはさすが智貴さん。
親指一本で弾けるのですが、弾き方に迷ったら、楽譜と一緒に掲載されている解説動画が役に立ちます。
ノクターン|YouTube Workshop
ハワイアンのウクレレソロ無料楽譜
やはりウクレレといえばハワイアン。弾いてみたい曲がたくさんあり、楽譜もたくさん見つかります。
そんな中で、ここではジャカソロのSophisticated Fula(「月の夜は」)と、癒やし系のHawaii Alohaをピックアップしました。
Sophisticated Fula(難易度:★★)
日本では「月の夜は」という曲名で知られているハワイアンの楽曲Sophisticated Fula。ドミネーターさんによる楽譜ですが、ドミさんのなかではかなりやさしいアレンジです。
上の動画はどなたか一般の方がドミさんの楽譜を見ながら弾いているようです。
ハワイアンの定番曲なので、練習しておくと出番がありそうな一曲です。
Dominator Ukulele Tabs: Official Index|Live Uke
上記ページを開いて「Sophisticated Hula」を探してください。楽譜、midi音源がダウンロードできます。
Hawaii Aloha(難易度:★)
これも鈴木智貴さん提供の無料楽譜&YouTube動画解説。ハワイの人々にとって重要な楽曲で、ハワイ州政府観光局は次のように解説しています。
(Hawaii Alohaは)ハワイ州知事の就任式など公式な場所で、そしてあらゆる文化的催し物で閉会のときに歌われます。ラストコーラスでその場にいるすべての人がつないだ手を上げて歌います。
そんな楽曲をやさしくアレンジしてくれた智貴さんに感謝です。
Hawaii Aloha|YouTube Workshop
上のリンクを開き、3分の1くらいスクロールすると見つかります。
ジャズ&スタンダードのウクレレソロ楽譜
最近は「ウクレレでジャズを弾く」という人が増えています。ジャズアレンジの楽譜本もかなり出版されるようになりました。
ここに紹介した楽譜を弾いてみて「いいな」と思えたら、市販の楽譜を買ってみてはどうでしょう?
One Note Samba(難易度:★★★)
ジェイムス・ヒルの演奏をドミネーターさんがコピーした楽譜です。ジェイムスはパーカッシブな弾き方を多用するので、そこを含めて相当難しいです。
でもこれが弾けたらかっこいい! そんな感じの高難度な楽曲です。
One Note Samba|Live Ukulele
上のリンクを開いて「One Note Samba」で検索してください。ページのかなり下の方にあります。
The Entertainer(難易度:★★)
ラグタイムの名曲「The Entertainer」も、よくウクレレで演奏されるナンバーです。このアレンジは★3個に近い★2個くらいの難易度で、ちょっと腕に覚えがある人向けかもしれません。
PDFはダウンロードできませんが、サイトに楽譜印刷機能があります。また、参考音源を聴くこともできます。
The Entertainer|8notes.com
リンクを開くと、比較的上の方にあるので、すぐ見つかるはずです。
Autumn Leaves(難易度:★)
鈴木智貴さん提供の無料楽譜。Autumn Leaves(「枯葉」)はシャンソンの代表曲ですが、よくジャズアレンジで演奏されています。
智貴さんのアレンジはシンプルですが、ドラムやベースを入れたトリオで弾いたら、ものすごくかっこよくなりそうです。
Autumn Leaves|YouTube Workshop
上記のリンクを開いたら「Autumn」などで検索してください。「枯葉」ではヒットしません。