テキストを打つだけでコード譜が清書できる無料ツールを作りました。
「コード譜メーカー」といいます。
弾き語りやウクレレのレッスンで配るコード譜を、手書きや表計算ソフトで作るのは意外と手間がかかります。線を引いて、コードを揃えて、繰り返し記号を描いて……。
このツールなら、テキストを打つだけです。パソコンの操作に慣れていない方でも、この記事の通りに進めてもらえれば、5分もあれば最初の1枚が作れます。
ブラウザがあれば、インストールなしでそのまま使えます。

こんな方におすすめ
- 弾き語りやウクレレの先生で、生徒さんに配るコード譜を作りたい方
- バンドの譜面を、いつも同じ形式で揃えたい方
- Word やExcelでコード譜を作っていて、線を引く作業に疲れた方
反対に、五線譜(音符を書く本格的な楽譜)が必要な方には向きません。コード譜(歌詞付きを含む)をすばやく清書する目的でつくったソフトだからです。
使い方は3ステップ
コード譜の作成手順は、この3ステップだけです。
- 左側の入力欄に、コード進行をテキストで打つ
- 右側にコード譜が自動でできあがる
- 「PNG保存」または「印刷 / PDF」で書き出す
ひとつずつ見ていきます。
ステップ1 コードを打ち込む
画面を開くと、最初からサンプルのコード譜が入っています。まずは「サンプル読込」ボタンを押して、どんな見た目になるか眺めてみてください。
自分の曲を作るときは、左の入力欄を書き換えるだけです。基本の書き方はこうなります。
[A]
Em |C |G |D |
[A] は「Aメロ」のような区切り(リハーサルマーク)です。コードは半角の |(縦棒)で小節を区切りながら並べていきます。

これだけで、4小節ぶんのコード譜ができあがります。
ステップ2 仕上がりを確認
入力欄を書き換えると、右側のプレビューがそのまま自動で更新されます。保存ボタンを押す前に、間違いがないかここで確認できます。
小節線や、リハーサルマークの四角囲みも自動で付きます。手で線を引く作業は一切いりません。
ステップ3 保存する
左下のボタンで、2通りの方法で書き出せます。
- PNG保存:画像として保存されます。LINEやメールにそのまま貼りたいときに便利です
- 印刷 / PDF:印刷ダイアログが開きます。そのまま紙に印刷するか、「PDFに保存」を選べばPDFファイルになります
生徒さんに配るなら印刷、SNSやチャットで送るならPNG、と使い分けるのがおすすめです。
[ここに画像:PNG保存と印刷/PDFボタンの位置 alt="コード譜メーカー 保存 印刷 PDF"]
もう少し詳しい書き方
慣れてきたら、次のような書き方も使えます。すべて使わなくても大丈夫です。必要なものだけ覚えれば十分です。
オンコード(分数コード) E/A のように / で書くと、「E on A」の形(上下2段)で表示されます。
1小節に2つコード C G のように半角スペースで並べると、1小節に2つのコードが入ります。
繰り返し記号 |: と :| で、反復記号(リピート)が付きます。1番かっこ・2番かっこも {1} {2} と書くだけで、線と番号が自動で付きます。
歌詞を入れる コードの行の下に L: で始まる行を足すと、歌詞がコードに揃えて配置されます。
Em |C |G |D |
L: あの日の|歌を|口ずさむ|夕暮れ |
英語詞のように文字数が多い場合も、小節におさまるよう自動で文字が縮小されます。
このあたりは書き方が少し細かいので、迷ったら画面下の「書き方ガイド」を開いてみてください。使える記法が一通りまとまっています。
[ここに画像:書き方ガイドを開いた状態 alt="コード譜メーカー 書き方ガイド 記法一覧"]
サンプル譜をダウンロード
文章だけだとイメージしづらいと思うので、サンプルのコード譜(PDF)を用意しています。
ダウンロードしなくても、ツール内の「サンプル読込」ボタンを押せば、同じ内容がその場で読み込めます。まずはそちらで触ってみるのが一番早いです。
よくある質問
無料で使えますか? はい、無料です。会員登録も必要ありません。
スマホでも使えますか? 使えます。ただし、コード進行の入力はキーボードのあるパソコンの方がやりやすいです。確認や共有だけスマホで、という使い方がおすすめです。
入力した内容は保存されますか? ブラウザを閉じると入力内容は消えます。作った譜面はテキストファイルで保存しておくのがおすすめです。
楽譜のデータは外部に送信されますか? いいえ。すべてブラウザの中だけで処理しています。
さいごに
コード譜作りにかかっていた時間を、練習やレッスンの準備にまわしてもらえたら嬉しいです。
書き方に迷ったときや、「こういう記号も出したい」というご要望があれば、下記コメント欄からお気軽にご連絡ください。
(参考)ご意見・ご要望はゆるレレのお問い合わせフォームからどうぞ。