広告 ウクレレ初心者

ゲインミュージックスクール「ウクレレ入門」のレビュー&クチコミ

とにかく抜群のコストパフォーマンス。「この価格でここまで対応してもらえるの!?」と、驚かされました。

全体的にすぐれた教材ですが、超初心者向けの導入部分がわかりにくいなど若干のクセもあります。

ゲインミュージックの特徴



  • 最強のコストパフーマンス

  • この値段で質問や添削も可

  • しかし超初心者には少し敷居が高い

  • その代わり難しい弾き方もマスターできる

  • 良くも悪くもギターっぽい弾き方


筆者としては、他の超入門向けウクレレ通信講座を修了した人が次にチャレンジする教材としておすすめできると感じました

超初心者向けおすすめ練習ステップ

最初の3か月 古川先生のウクレレ初心者講座ヒューマンアカデミー通信講座のウクレレ講座
次の4か月 ゲインミュージックのウクレレ講座

このステップで7か月練習したら、めちゃめちゃ弾けるようになるでしょう。

初めてのウクレレ練習

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では、実物の教材を見てみましょう!

抜群のコスパ。中級へのステップアップとして濃い教材です

ゲインミュージックの4か月分の教材

4か月かけて4枚のCDと4冊のテキストで練習していきます。見た目はあっさりしていますが、練習内容はかなり濃いです。

一括購入すると7,480円という低価格なのに、メールで質問できたり、動画を送って添削もお願いできるという驚きのコスパも魅力です。

ただ、他のウクレレ初心者講座とはちょっと様子が違うというか、超初心者向けの説明がざっくりしています。

ウクレレがまったく初めてという人ではなく「少し弾ける人やギター経験者のための優良教材」という位置づけになるでしょう。

昔ギター弾いてたよ、という人にはバッチリおすすめです。

初心者にはちょっと難しすぎる教材の構成

初心者にはリピート記号がちょっと多い気が……

実際に教材を見ながら練習してみて、残念だったのはビギナーには少し難しい点。初めて学ぶテキストに、いきなりリピート記号が出てきます。

ダルセーニョ(D.S.)やwith repeatがついたセーニョ、コーダなども普通に出てきますが、これは超初心者の方にはわからないでしょう。

他にもいろいろと説明なしに弾かないといけない部分があり「音楽知識ゼロではついて行けないかも?」と感じました。

そのぶん練習曲は少しレベルが高く、うまい人にとっては弾いていて楽しい内容です。

もちろん、ちゃんと探すとリピート記号の説明もあります。しかし、筆者がこれまで見てきた超初心者の方が、これで理解できるかどうかはなんとも言えないところ。

講師の浦田泰宏さんはギタリストとして有名!

書籍「ジャズ・ウクレレ・コンピング&コードソロ入門」

写真は浦田泰宏さんが書いた「ジャズ・ウクレレ・コンピング&コードソロ入門」という本です。

ウクレレで使えるテンション・リゾルブや代理コードによるリハーモナイズなどを解説している貴重な一冊で、筆者も愛読しています。

浦田さんの本職はギターで、ギター関連ではこういった名著をたくさん書かれています。また、ギタリストとしても定評がある方です。

講師の浦田泰宏さんは?

千葉県出身のギタリスト・ギター講師で、数多くのギター教則本を書いた方です。採譜(楽曲を楽譜に起こすこと)もたくさん手がけられており、業界では有名な方です。

教材の内容が「良くも悪くもギター的」

この動画は、浦田泰宏さんがヤマハ楽譜出版から出しているウクレレ教本の模範演奏動画です。

でもこれ、ギターの弾き方なんです。

最初にこの弾き方で練習してしまうと、後で苦労しそうです。

上の動画では、ストロークする位置がサウンドホールの上ですよね。ウクレレでは通常、ネックとボディーのジョイント部を狙います。

ジェイク先生のお手本

こちらは世界的なウクレレプレイヤー、ジェイク・シマブクロによる解説動画ですが、はっきりとネックの付け根を狙っていますよね。

ちゃんとしたウクレレ奏者は全員ここを狙います。

上記はわかりやすい例として、講師の浦田さんが執筆した別の教材をとりあげました。浦田さんはすごい人なのですが、全体的に「ギターの弾き方のままウクレレを弾いているなー」という点がひっかかります。

ギターとウクレレは似ているけど、やっぱり違うんですよね。

ギターからウクレレへ持ち替える時の注意点については、以下の記事にまとめました。

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ウクレレらしいサウンドか、ギターの代わりに弾くか?

そこで、浦田さんの教材は「ウクレレらしさはあまり必要ない。ギターの代わりとして弾きたい」という人向けだといえます。

こんな人におすすめ



  • バンドのボーカル兼ウクレレ

  • 将来はウクレレでジャズなどを弾きたい

  • 最近のポピュラー音楽をやりたい


こんな人には向かない



  • ウクレレ演奏の基礎をしっかり学びたい人

  • ハワイアン志向の人

  • いやしのサウンドを求める人


ウクレレにこだわらず、最近の楽曲を演奏していきたい……という人に向いている教材かなと感じます。とくにコンピング(バッキング)をマスターしたい人におすすめです。ストラムのリズムパターンの解説などは、他の講座より充実しています。

当社で独自アンケートを実施!実際に受講した人のクチコミは?

ネット上にはあまりレビューが見当たらなかったので、クラウドソーシングを利用して、実際に受講した人のレビューを募集しました。

有名な講座ではないので1名のレビューしか応募がありませんでしたが、やはりギター経験者の方でした。

コスパとギター要素が含まれる点がよかった

まつおさん、26歳、男性

この講座を受講してみて良かった点は価格の安さと、ギター要素が少し含まれている点です。私はギターをかじった経験があるので、学びやすくて助かりました。

コスト的には文句を言えませんが、動画サービスが付いていなかった点が残念でした。しかし、トータル的にはかなりコスパのいい通信講座です。


やはり、「ギターっぽい」という点と「コスパがいい」という点に言及されています。筆者の考えとも一致するので、納得のいくレビューだと感じました。

まとめとゲインミュージック・ウクレレ講座の詳細データ

ゲインミュージックウクレレ講座集合写真

名称 ウクレレ入門
価格 一括で7,480円(税込)、月々の場合2,085円(税込)×4回
受講期間 4か月
質問 質問可、添削可
セット内容 CD4枚、テキスト4冊
練習曲 スワニー河、イマジン(ジョン・レノン)、アロハ・オエ、デイドリーム・ビリーバー(モンキーズ)、峠の我が家、スタンド・バイ・ミー(ベン・E.キング)、いつも何度でも、大きな古時計ほか

そもそものレベルが微妙に高めなのと、ウクレレらしさが感じづらいという点で、まったくの初心者さんにおすすめできる教材とは言い切れません。

どちらかというと、ギターかウクレレをちょっとだけ弾ける人が「次のステップ」として選ぶ教材でしょう。

基本的な楽譜の読み方がわかる人には、確実におすすめできるいい教材です1

完全初心者で「楽譜の読み方は一切わからない!」という場合は、もう少しやさしい教材からスタートした方が安心でしょう。

ヒューマンアカデミー通信講座(ウクレレコミュニケーター養成講座)、古川先生のウクレレ初心者講座、ユーキャンのウクレレ講座であれば、超初心者の入門用教材として無理のない内容です。

以下の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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