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ウクレレで「涙のリクエスト」弾き語り(無料PDFコード譜+動画)

この記事では、1980年代のヒット曲「涙のリクエスト」をウクレレで弾き語ります。難易度的には、難しくないもののセーハができる必要あり、という感じです。

とくにロックンロールっぽくかっこいいコード進行の部分はハイコード(セーハコード)で弾きたいので、そこががんばりどころかも?

でも、そんなに難しくないですよ。

動画を見ながらワンコーラス弾いてみましょう

ロックンロール風の軽快な楽曲ですが、出だしは伴奏なしで歌います。その部分はルバートといって、リズムにとらわれず自由なテンポで歌うところです。

原曲をよく聴くと伴奏がうっすらと入っていますが、ウクレレで弾くなら親指でぼろろんと鳴らすくらいがよさそう。

アカペラ部分のコードも、念のため動画に掲載しました。アカペラ部分が終わったら、ドラムとサックスをカウント代わりに聴いてから8ビートのリズムで弾き始めます。

「涙のリクエスト」に出てくるコード

「涙のリクエスト」に出てくるコード一覧

この記事の動画とコード譜に出てくるのは、上の10個のコードフォーム。Fはオープンコードとハイコード2種類が出てきますが、それには理由があります。

コード譜の27小節目で |E |F |G F#|E | と進行する部分は、たぶんハイコードでないとほとんど弾けないためです。

逆にハイコードさえ弾ければわりとスムーズで、次のようになります。

ハイコードなら同じ形のままずらすだけ

全部同じ押さえ方で、ただポジションがずれていくだけ。押さえられてしまうと「思ったより弾きやすいかも」という感じになります。

セーハが苦手な人は、下の記事でコツをつかんでおくのがおすすめです。

「涙のリクエスト」のコード譜をダウンロード

「涙のリクエスト」のコード譜

以下のボタンから、動画と同じ尺(長さ)のコード譜をダウンロードできます。

「涙のリクエスト」コード譜

コードには著作権は及びませんが、歌詞は著作権存続中のため掲載できません。お手数ですが歌詞サイトなどを閲覧して、手書きで記入するなどの対応をお願いします。

ポイント

「パソコンで一発印刷してしまいたい」という場合は、ChordPadというソフト(フリーソフト)を利用して、コード譜を作成・印刷してしまうという手もあります。

LINK 本当に使える!ウクレレ無料アプリ&パソコンソフト9選

のりこ先生のワンポイントチェック

なみのおと音楽教室ののりこ先生

今回ものりこ先生にダメだしされたよ!

なみのおと音楽教室ののりこ先生のダメだしチェックを受けたので、ポイントを共有します! ありがちな失敗のようなので、みなさんの参考になるかもしれません。

  1. 同じコードが2小節続くところの後半で走っている
  2. 他にも全体にウラ拍で走り気味

走る、というのは本来のテンポより速くなってしまうことですが、けっこうあちこちで走っているという指摘がありました。

たとえば |C |C |E | というコードチェンジだとポジションの移動が大きいので、 |C |C | と弾いたところで「はやめにEに行かなければ……」と思ってしまいがち。その結果Cの最後の方で走りがち……。

みなさんはそのあたりを意識して弾いてみてください。 |E |E |Am | |Am |Am |Dm7 | というコード進行もけっこう危ない気がします。

テンポをキープするのって難しいですね。

「ウクレレが上達しない原因」を解消してくれるウクレレ講座

古川先生のウクレレ講座

ウクレレが上達しない、と悩んでいる方には「古川先生のウクレレ講座」をおすすめします。

  1. YouTube動画とは違う、プロが作った動画教材が付属
  2. 「わからない」を絶対残さない、無制限のQ&A制度

この2つの特長を備えているのは、古川先生のウクレレ講座だけだからです。

この記事を書いている筆者自身、中学時代、ウクレレに挫折した経験があります。

しかし、高校で軽音学部に入部してウクレレやギターを弾けるようになりました。その理由はたった1つしかありません。

「何でも質問できる先輩がいた」ことが理由です。

わからないことを確実に解決し「わかった」といえる環境があれば、楽器は上達します。

古川先生のウクレレ講座では、回数無制限で不明点を質問できます。

  1. LINEでも質問できます。
  2. メールでも質問できます。
  3. 電話でも質問できます。

どんな手段でもいいので「わからない」と思ったら、すぐに質問してください。そうすれば確実に次のステップへと進むことができ、最終的に「ウクレレが弾けるようになった!」と実感できます。

筆者も古川先生のウクレレ講座を実際に申し込み、受講してみました。結論としては、非常にわかりやすく「市販の教則本とは違う」と感じられました。

3か月あればウクレレが弾けるようになりますし、質問回数無制限ですから「やる気があるのに弾けるようにならなかった……」という恐れもありません。

チェッカーズ版「涙のリクエスト」をフルコーラス演奏

ワンコーラス練習したら、チェッカーズ公式YouTubeチャンネルの動画にあわせて弾いてみるのがおすすめです。

原曲キーはEなので、そのまま弾くとけっこう難しいため4カポで弾くのがおすすめです。

4フレットにカポタストをつけているところ
4カポで弾くと原曲のキーEになります

4カポでCで弾くと、原曲キーになります。

コード譜サイトのJ-Total Musicやgakki.meは4カポでCで弾くパターンを掲載しているので、そちらを参照してください。

ウクレレ弾き語りに役立つ無料アプリ

Enyaアプリ

軽快な8ビートのリズムが心地いい「涙のリクエスト」弾き語りにおすすめなのは、無料のドラムマシンアプリ! 手軽に使えるアプリとして、Enya Musicアプリをおすすめします。

本来はEnyaのスマートギター用アプリですが、無料でダウンロードでき、内蔵ドラムマシンを使用できます。

Enya Musicでドラムマシンを表示したところ

アプリを開いたら「クラスルーム」をタップし、次に「ドラムマシン」をタップ。Rockの06あたりがおすすめです。

BPM選択画面

テンポ(BPM)は160くらいにすると、原曲のテンポに近くなります。かなり盛り上がれるので、ぜひお試しください。

「涙のリクエスト」ってどんな曲?

PLUTINUM BEST CD JACKET

「涙のリクエスト」は1984年にリリースされた、チェッカーズの大ヒット曲。デビューシングル「ギザギザハートの子守歌」とずいぶん雰囲気が違う、アメリカンポップス風の軽快な楽曲は、チェッカーズ本来のテイストに合っていたといわれます。

結果、67万枚を売り上げるヒットとなり、「ザ・トップテン」で1位にランクイン。

加藤博啓やカントリー・ガールズなどさまざまなアーティストにカバーされていますが、ノーキー・エドワーズ(元ベンチャーズ)のカバー(インスト)がかっこいいと思います。機会があればぜひ聞いてみてください。

しかし……。

今回久々にこの曲の歌詞を眺めてみましたが、ひどい話ですよね。「オレの送った銀のロケット、今では違う誰かの写真」。

あかんやろ!

その女とは別れて正解じゃないかと思います。

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