この記事は、以下にリンクした記事の補足記事です。まず最初に以下の記事から読んだ方が分かりやすいと思います。
この2つの記事に掲載した29個のコードは、ウクレレで多用されるハ長調、ヘ長調、ニ短調の楽譜によく出てくるものを厳選しています。
また、ここにないコードは以下の記事内でダウンロードできる無料のコードブックに載っています。ぜひダウンロードしておいてください。
写真で見るコードの押さえ方
この記事では代表的なコードフォームの押さえ方を写真で解説しています。自分にとってさらに押さえやすい運指があれば、好きなフォームで押さえてみてください。
ルートがCのコード
ルートがCのコードは押さえやすい物が多いですが、Cmが少し難しいかもしれません。コード進行によっては人さし指でセーハしてしまったほうが、コードチェンジが楽になります。
C
C7
Cm
CM7
Caug
ルートがDのコード
DのコードはセーハしないといけないD7が難関になりそうです。人さし指で1弦から4弦の2フレットをすべて押さえる(セーハする)のですが、この時、親指でネックの裏側をしっかり押さえる意識をもつとうまくいきます。
D
D7
Dm
ルートがEのコード
E7やEmは、実はそんなに難しくないのですが、最初のうちは「コードチェンジの流れの中で押さえるのが難しい」と感じるかもしれません。そんな時は人さし指を中心に動きを再チェックします。たとえばEmなら、人さし指を1弦の2フレットに置き、すばやく中指と薬指を階段状に並べていくイメージをもちます。
E
E7
Em
Em7
ここではEのコードを薬指の第一関節だけでセーハしています。難しい場合は人さし指、中指、薬指で2・3・4弦の4フレットを押さえてもOKです。少し上にあるDのコードと同じ押さえ方になります。
ルートがFのコード
この中で難しいのはF7。ここでも「まず人さし指をどこに置く?」と考えて、そこを起点に他の指を動かしていくとコードチェンジがスムーズになります。
F
F7
Fm
Fm7
ルートがGのコード
Gm7が押さえにくいなと感じたら、1弦の1フレットと2弦の1フレットを人さし指でセーハしてしまい、中指か薬指のどちらかで3弦の2フレットを押さえてみてください。どちらか押さえやすい方を覚えればOKです。
G
G7
Gm
Gm7
ルートがAのコード
ここはかなりかんたんに弾けます。とくにAm7はどこも押さえないのでものすごくカンタンですが、音がずっと鳴ってしまうと違和感があるかもしれません。その時は右手で弦を押さえて音が鳴るのを止めてください
A
A7
Am
Am7
ルートがBbのコード
ウクレレの楽譜でどうしても避けられないBb。セーハコードですが、なんとか克服しておいてください。コツは親指をネックの裏側にしっかり当てて、セーハする人さし指の動きをサポートしてあげることです。
B♭
ルートがBのコード
ルートがBのコードはセーハコードが多く、ちょっと敷居が高いかもしれません。とはいえ、ウクレレで弾きたいレパートリーを練習するためには避けて通れないので、ここもなんとか克服しておいてください。
B
B7
Bm
Bm7
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この記事とあわせて読みたい記事は2つ。1つめは29個のコードをさらに詳しく解説したメイン記事で、もうひとつは無料のウクレレコードブックがダウンロードできるページです。
この記事は以下のメイン記事の補足記事なので、ぜひメイン記事から参照してみてください。
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