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無料楽譜あり |「 ハワイ・アロハ(HAWAII ALOHA)」のウクレレタブ譜と歌詞の意味

ハワイアン定番曲の中でも、もっとも重要な楽曲のひとつ「ハワイ・アロハ」。コンサートの最後に歌われることが多いだけでなく、ハワイ州議会の開会式や、ハワイ州知事の就任式でも歌われます。

そこで「ハワイ・アロハ(Hawaii Aloha)」については、PDFの楽譜ダウンロードだけでなく、歌詞の意味についても調べてみました。

ここでダウンロードできる楽譜は、なみのおと音楽教室ののりこ先生に監修してもらいました。

ハワイ・アロハの弾き語り楽譜ダウンロード

以下のボタンでハワイ・アロハをシンプルにアレンジした楽譜(Cメロ譜のPDF)をダウンロードできます。

「ハワイ・アロハ」楽譜ダウンロード

1コーラスだけ弾いてみると以下の動画のようになります。

アウフタクトに注意

アウフタクトは弱起ともいい、小節が本来の拍数に足りていないことを指します。この楽譜では4分の4拍子でありながら、最初の小節は2拍しかありません。動画を視聴するとすぐに理解できると思いますが、出だしの伴奏の入り方に注意してください。

楽譜の読み方で不明点がある場合は、以下の記事を参照してみてください。

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マイナス1音源で練習できます

「ハワイ・アロハ」の伴奏を練習する方のために、マイナス1音源を用意しています。上のボタンからPDFの楽譜をダウンロードしたら、下の動画に合わせて演奏してみてください。

マイナス1音源は、ウクレレ用のカラオケのようなものです。カラオケで歌うように、音源に合わせて練習してみてください。

シンプルな楽譜なのでアレンジしてみるのもおすすめ

上の楽譜はかなりシンプルなバージョンなので、できればアレンジして弾いてみるともっと楽しく演奏できると思います。

アレンジする時は、YouTubeで参考動画がたくさん見つかります。ハワイアンの人たちの演奏はバラエティーに富み、非常に参考になります。

かんたんにイントロをつけるとしたら?

最後の4小節のコードを弾いてイントロにしてしまうのもひとつの手です。

|C7 |C7 |F |F |

sus4を加えたちょいアレンジ

YouTubeの動画を順番に見ていくと、キーCで歌っている男性の方で、|C Csus4|と弾いている人がいました。

それを参考に、Fsus4、C7sus4を加えたちょいアレンジバージョンの楽譜も作りました。こちらは以下でダウンロードできます

sus4を加えた楽譜ダウンロード

出だしだけ動画を作りましたので、気になる方は再生してみてください。コードは押さえにくいですが、こちらのほうがハワイアンぽい感じが出るかなと思います。

ハワイ・アロハのかんたんソロ譜ダウンロード

ウクレレ初心者大歓迎!の、「ハワイ・アロハかんたんソロ譜」を作りました。初めてのソロ弾き練習などにもおすすめです。

「ハワイ・アロハ」ソロ譜ダウンロード

楽譜はタブ譜付きなので、けっこうかんたんに弾けてしまうと思います。PDFなので、パソコンなどでプリントすることもできます。

この楽譜が難しいなぁという人は、ぜひ以下の記事を参考に、ウクレレの通信講座を選んでみてください

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古川先生のウクレレ講座で3か月練習したら、けっこう簡単にこのソロが弾けてしまうと思います。

ハワイ・アロハの歌詞とその意味

ハワイアロハの歌詞のハワイ語バージョンとおおよその和訳は次の通りです。

ハワイ語の歌詞

"Hawaii Aloha"
Lyrics: Reverand Lorenzo Lyons

VERSE 1:
E Hawai'i e ku'u one hanau e
Ku'u home kulaiwi nei
'Oli no au i na pono lani ou
E Hawai'i, aloha e

HUI:
E hau'oli na 'opio o Hawai'i nei
'Oli e! 'Oli e!
Mai na aheahe makani e pa mai nei
Mau ke aloha, no Hawai'i

VERSE 2:
E ha'i mai kou mau kini lani e
Kou mau kupa aloha, e Hawai'i
Na mea 'olino kamaha'o no luna mai
E Hawai'i aloha e

(repeat hui)

VERSE 3:
Na ke Akua e malama mai ia 'oe
Kou mau kualona aloha nei
Kou mau kahawai 'olinolino mau
Kou mau mala pua nani e

(repeat hui)

和訳

意味は、おおよそ次の通りです。

*

おおハワイ、私の生まれた土地
私の故郷
私は天国の祝福を喜ぶ
おおハワイ、アロハ

合唱:
ハワイの若者たちを祝福し
喜び、祝う
やさしいそよ風が吹く
ハワイをいつまでも愛します

神が与えたあなた方、
ハワイ、あなたの愛する人を
聖なる光を
おおハワイ、アロハ

神があなたを守ります
あなたの愛すべき山々と
あなたの絶え間ない輝きと
あなたの美しい庭園を

「Oli e! Oli e!」の有名なフレーズは、ハワイやハワイの人々を祝福するか所。ハワイアンはここに万感の思いを乗せて歌います。

英語の歌詞から訳したのですが、かなり超約です。古い歌詞なので難しく、かつ主語も省略されまくりで不明点は雰囲気で訳しました。ご指摘があれば、記事の下にあるコメント欄でお知らせいただけると助かります。

この曲が生まれた背景

「ハワイ・アロハ」は1840年頃、ロレンゾ・ライオン師がアレンジした楽曲で、原曲は「I left it all with Jesus」という賛美歌です。ただしアレンジしたといっても原曲から大きくは変わっておらず、元々の賛美歌のイメージは色濃く残っています。

ただ、このロレンゾ師は、ハワイの人々にカ・マクア・ライナと呼ばれて親しまれていたため、ハワイ島のワイメアを中心に歌い継がれるようになり、現在ではハワイを代表する楽曲となっています。

冒頭で紹介した通り、ハワイ州議会の開会式や、ハワイ州知事の就任式で歌われるほか、さまざまなイベントで演奏されるナンバーとなっています。

「I left it all with Jesus」の作詞はEllen H.Willis、作曲はJames McGranahanです。

その他の楽譜ダウンロードページ

「大人のウクレレ入門」では、その他にもダウンロードできる楽譜があり、順次追加しています。おすすめは「アロハオエ(Aloha Oe)」がダウンロードできるページと、8000曲以上のPDF楽譜がダウンロードできる「ウクレレ洋楽譜のリンク集」。

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参考文献

「ハワイアン名曲全集」早津敏彦/編(1982)全音楽譜出版
hawaiian music history(http://www.hawaiianmusichistory.com)
hawaii magazine(https://www.hawaiimagazine.com)

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